あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



ゲーム脳が脅かす考える力

2010年5月 27日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

電車内を観察していると、半分以上の人が携帯型ゲームで遊んでいたり、携帯電話をいじっていたりします。携帯電話ではメールやWeb閲覧、ゲームなどがあります。ご多分に漏れず自分も、携帯電話でゲームをよくしていて今日もいつものように遊んでいたところ、ふと感じたことがあります。

それは、ゲームで遊んでいる最中に人間はほとんど脳を使っていないのではないかということです。自分がやっていたのが怪盗ロワイヤルという単純にレベルを上げたりするルーチンワーク的なゲームであったこともあるのかもしれませんが、頭を使い一生懸命考えながらするゲームというのは実は案外少ないのではないかと思います。

そのゲームをしている時間をもっと有効に活用することができるのではないでしょうか。何をもって有効であると判断するのかは人によって違うと思いますが、帰り道に本を読んで勉強したり、観察をしながら偶然の発見をしたりするのもいいでしょう。このように人は何かを考えることを意識的に行なわない限り、その力は退化してしまうのではないかと考えています。

偶然が重なり、今自分の周囲ではすごいことが起こっているかもしれないのです。そういう偶然の発見、幸運を見つける力のことを「セレンディピティ」と呼びます。幸運や新しい発見は、誰のもとにもある物事に気づくか気づかないかで決まるという考え方です。それをゲームの世界に没頭することによってみすみす逃してしまうのではあまりにも、もったいなさすぎます。些細なことでもいいので考える時間を増やし、何も考えずに何かをする時間を少しずつ減らしていくことによって、どのような変化があるのか、楽しみにしたいと思います。

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絶妙にハマるバランスを兼ね備えた「怪盗ロイワイヤル」

2010年4月 15日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

最近、急激に人気を集めているのがモバゲータウンが提供している携帯電話向けゲーム「怪盗ロワイヤル」です。おそらく名前だけは聞いたことがあるという人も多いのではないかと思います。内容は、自分たちが怪盗団のリーダーとなって、他のユーザーからバトルを仕掛けて金品を盗み、世界中のお宝を盗んでコンプリートを目指すという聞いただけでは印象があまり良くない内容となっています。

しかし、第一印象とは裏腹にゲームのなかには数々ののめり込んでしまう仕掛けが施されていて、やり始めるといつの間にかはまってしまうのです。今回は、そんな「怪盗ロワイヤル」の魅力について改めて見てみたいと思います。ちなみに自分もやり始めて2週間程度経ちますか、かなりはまっている状況です。

◆ハマル要素1 「コレクターとしての魂」
始めにも紹介しましたが、怪盗団として世界のお宝をどんどん集めていくというのが本来の楽しみ方となります。どんどん自分が欲しいものが集まっているので、それに嬉しさがあるのです。人は誰でも何かを集めるという欲求があるので、それを刺激していると言えるでしょう。

◆ハマル要素2 「成長する主人公」
主人公は、与えられたミッションをクリアしたり他の怪盗団とバトルを繰り広げることによってレベルがどんどん上がっていきます。ロールプレイングゲームによくあるように自分のレベルが上がっていくことはモチベーションの向上につながります。

◆ハマル要素3 「他の怪盗との連携」
おそらく、このゲームの最大の魅力はここにあるでしょう。自分一人で戦ったり盗んだりしているのでは、いつかゲームから離れていくでしょう。怪盗ロワイヤルでは、自分の仲間を作ることができます。この仲間と連携しながら他の怪盗団と戦ったり、アイテムやお宝を交換しながら、協力してゴールを目指していきます。こういったバーチャルの中で横のつながりを強化することによって、毎回ログインするのが楽しみになってくるのです。

◆ハマル要素4 「絶妙な回復周期」
ミッションにチャレンジしたり、他の怪盗団と戦うことによって自分の攻撃力や防御力、ミッションのそれぞれ実行する手下の数は消費されていきます。それらの数は再び時間が経てば回復するのですが、その回復の周期が絶妙なのです。3分程度で1人が増えていきます。これによって一度遊んだ後にしばらく時間がたった頃にまたログインして遊ぶことができることから1日のうちに何度も繰り返し遊べるようになります。

◆ハマル要素5 「悔しい気持ちが次への活力」
誰かに自分のお宝を盗まれるのは本当に悔しいものです。でも、盗まれると逆にその悔しさからまた取り返してやろうという気持ちになり、自分のレベルを上げようと思えるのです。自分がログインしていないときにも着々と盗まれてしまうので、気になってしまうんですよね。

このように、怪盗ロワイヤルには主催者側の絶妙な仕掛けによって益々のめり込んでしまう要素があるのです。それでも、みんなと協力しながらゴールを目指すという仲間意識を持つことができるサービスやゲームというのは、これからゲーム業界の中でヒットのための必須条件といえるのではないかと思います。


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携帯ゲームの流れはバーチャルからリアルへ

2010年4月 08日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

最近、位置情報を利用した携帯電話ゲームがかなり流行っています。例えば、「ケータイ国盗り合戦」や「コロニーな生活☆プラス」「懸賞ハンター」などがその代表例ですが、いずれも自分が本当に位置を移動することによってコインや国を治めることができるので、実際に休日などにその目的のためにちょっとした旅行に行くという人も多くいます。

そんなリアルの世界で活動する人同士の間には、共通の話題や目標があるため意気投合しやすいといいます。「ケータイ国盗り合戦」や「コロニーな生活☆プラス」は実際にその場所に行って位置登録しないとクリアすることができないものがあるため、時には一緒に目的の場所まで向かうことがあったり、今までにない話題で盛り上がることができるのです。

そのため、世代に関係なく位置ゲーを通じたバーチャルとリアルの架け橋が生まれるのです。様々な出会いがある現在において、これまでにない新しい人と人の結びつきができつつあります。婚活がさけばれて久しいですが、このように新しい出会いの場もどんどん生まれつつあるのが面白いと思います。

これから、携帯電話を通じて人と人との出会い、つまりバーチャルとリアル世界を結びつけるようなゲームは益々増えていくでしょう。例えば、自分の奥さんはドラゴンクエストシリーズが大好きなのですが、リアルドラゴンクエストというのも面白いのではないでしょうか。実際にその街を訪れて位置登録するとアイテムやお宝、貴重な話を聞くことができ、仲間を探してパーティーを組むことによって敵に立ち向かうのです。共にロールプレイングの場で戦ったという仲間意識が芽生えますし、今まで行ったことがないような場所で知らないことをたくさん学ぶことができることから、商業的な観点からも協賛するところが登場するでしょう。

このように、ゲームを仕掛ける側と提供する側、そしてそれを取り巻く周囲が相互に得るものが大きいサービスは、成功に導かれる可能性を大いに秘めているといえるのです。

【参考】日本経済新聞 2010/04/08

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