あしたまにあーな

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ゴミ拾いから始まる「もう一つの箱根駅伝」

2010年1月 10日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

今年も数々のドラマを見せてくれた東京箱根間往復大学駅伝競走、いわゆる箱根駅伝。1月2日と3日の本編だけでなく後に放送される走った選手のエピソードなど裏に隠されたドラマを取り上げる「もうひとつの箱根駅伝」をみると、この箱根駅伝という駅伝が単なる大学の駅伝ではなく、大会に向けた熱い思いやそれを静かに応援する関係者たちのドラマであることを改めて感じさせてくれます。

そんな箱根駅伝後のイベントとして神奈川大学など神奈川県内の大学の探検部や冒険部などが中心となって2006年に始まったのが箱根駅伝の往路と同じコースと中継所を使って沿道をごみ拾いするイベント「もう一つの箱根駅伝」です。箱根駅伝を沿道で応援する人は毎年非常に多く、声援後にはポイ捨てされたゴミや応援旗などを数多く見ることができます。地元の方が掃除することが多かったのですが、自分たちの大会で出したゴミを自分たちの手で綺麗にしようと学生たちが企画したのが始まりでした。

年々その参加大学は増え続け、2010年は22大学から約120人もの人々が参加しています。このイベントの面白さは、単なるゴミ拾い大会ではないこと。往路108キロメートルを2日間かけてたすきリレーをしながらゴミの量だけでなくタイムまで競ってしまおうというものでした。大会細則をみると次のようなことが書かれています。

・ゴミ袋一袋につき10ポイント獲得、ゴミ袋半分は5ポイント獲得。
・順位ポイントは最後に到着したチームの時刻、もしくは到着制限時刻を基準とし、各チーム到着時刻との差を1分1ポイントとして計算する。
・順位ポイントは1日目と2日目で別に加算される。最終的にゴミ袋の数も換算し、総獲得ポイント数により順位を確定する。

制限時間以内にいかにゴミをたくさん拾い、好タイムでゴールするかがポイントとなるのです。このようにボランティア活動という側面だけでなくポイントを争うという形にすることによって違った箱根駅伝を演出することができ、新たなドラマが箱根駅伝というきっかけ通じて広がっていくのはとても素敵なことだと思います。このようなイベントが大会前と大会後に行われればもっといいのではないでしょうか。まだ他にも箱根駅伝を通じた活動ができるのではないかと思えてきますね。

【参考】カナロコ
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1001100002/


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先生には聞こえない着メロ

2010年1月 07日 By: rainbow Category: ニュース 先生には聞こえない着メロ はコメントを受け付けていません

2009年に東京・足立区が公園に導入したモスキート音を利用した若者撃退装置は世の中に大きな衝撃を与えました。夜にたむろする若者を撃退しようと大人には聞こえないような高周波を公園に設置したスピーカーから流し不快にさせるという考え方は、若者にしか聞こえないものがありそれを利用するという非常に斬新なものに見えました。出力する音はモスキート音と呼ばれ17キロヘルツ以上の高周波音でまるで蚊が飛ぶかのような音であることから名付けられました。このモスキート音は一般的に20代前半までの人しか聞こえないとされています。

このモスキート音ですが、今全く違う場面ですごく利用されているそうです。それは学校の授業中で、生徒が先生に聞こえないことを利用して携帯電話の着信音に設定しメールのやりとり等をしているというのです。このモスキート音を自分で作ったりするそうなのですが、この音でどれだけのバリエーションの曲を作ることができるのはすごく謎なところです。

実際にものは試してみないと分からないので、モスキート音を着メロとして提供しているドワンゴのサイトに行きダウンロードしてみることにします。その音の名前は「大人には聴こえない着信音」というわかりやすさ。早速聞いてみるとモールス信号のようなピーピーという音が並んでいて、よく耳を近づけると分かる程度。これを10代の人などは離れていても聞こえるのだと思うのですが、かろうじて聞くことができたので、「まだ若い」と言われているようで嬉しくなります。この他「耳年齢」なるものも存在し、どこまでの周波数を聞き取ることができるかによって聞こえる能力を確かめることができます。

このように、モスキート音が若者にしか聞こえないことを逆手にとった利用方法が最近流行っているそうなのですが、一応彼らも先生が20代前半の場合には注意して使うそうです。メールをすることが目的なのではなく、きっと先生にばれないようにするというスリルを楽しんでいる要素の方が大きいのでしょう。昔でいう先生にばれないよう早弁するのと同じなのかもしれません。専門家によると長時間モスキート音を聞いていても耳が悪くなることはないが、気分が悪くなることがあるので注意が必要だそうです。たしかに今でも少し耳鳴りがしているような気がします。

おそらく耳を近づけなければ聞くことができない自分としては、モスキート音を着メロとして利用することはできなさそうです。

【参考】日本経済新聞 2010/01/06


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コピペを見破るソフト

2009年12月 12日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

インターネット時代にあって、学生が提出するレポートや論文が多くの人の間で似た状態になる現象が様々な先生の間から聞こえてきます。自分はインターネットが今ほど普及していなかった頃に学生だったのですが、周囲にはレポートを誰かから写していたり、過去のコピーノートから写したりする人は普通にいました。それが今では簡単にコピーすることができることから、そういったレポートの数が増加していることが考えられ、注目を浴びているのかもしれません。

そんなコピペを簡単に判断できるソフトウェアがソフト開発会社のアンクから発売されました。その名も「コピペルナー」といい、文章中のどの部分が引用しているのか、引用先はどこか、さらに全体でどのくらい引用されているのかをビジュアル的に把握することができるようなインターフェースになっています。このソフトの根幹となるテクノロジーは金沢工業大学知的財産科学研究センター長の杉光一成教授が考えたものが土台になっているといいます。

このソフトが高校や大学に広く出回るようになると、簡単なコピペをしてレポートを提出しようという人は必ず減るでしょう。自分も高校や大学を経験しているので、レポートや論文を作成することが面倒だと感じたこともあります。しかし、社会人になって思うことは、その頃に一生懸命考えて自分なりの意見や考察を作り上げる努力はすごく大切なことで、もっとやっておくべきだったという後悔が先に立ちます。社会人になると自分の前にあるのは答えのない問題ばかり。インターネットや先人の書物には答えは書いてなく、自分で見つけ出していく必要があるのです。それも確実な正解があるのではなく、どこまで自分の意見を論理的に述べることができるかが重要なのです。そういう訓練は学生の頃にどれだけ積んでいたかによって差は大きく出てきます。

自分は、このソフトが広く普及し自分たちが自分で答えを見つける努力をする環境が整っていけばいいと思います。学生の頃にそう思えればよかったのですが、周囲が見えるようになるのは何事も後になってからなんですよね。

【参考】RBB TODAY
http://www.rbbtoday.com/news/20091211/64378.html


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