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有料の喫煙所 登場

2012年6月 28日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

喫煙する人にとっては、たばこの値段は高くなるし吸う場所が少なくなってくるし、ますます来微意環境になりつつあります。自分はたばこを吸わないので、もっと厳しくなってほしいと思っていますが、愛煙家の人にとっては快適に喫煙する環境への需要はますます高くなっていることでしょう。

そんな愛煙家の方を対象として、有料の喫煙所が東京都内にできるといいます。今後3年間で36店舗まで増やす予定であるという有料喫煙所「いっぷく」に入るためには、PASMOなどの電子マネーをかざします。警備会社の監視システムを導入しているため、管理している人はいないといいます。

気になる利用料は、1回50円。1週間使い放題プランだと、500円でお得感が漂います。吸い殻は水が流れる配管に捨て、店内はたばこのにおいが残りにくいように芳香を放つ空気が循環されているそうで、たばこを吸う人にとっても快適な環境を提供しています。

サービスとして成り立つのは徹底的なシステム化による人件費の圧縮があるからこそでしょう。今、都内で禁煙となっているビルの出口付近では、多くの人が広がってたばこを吸っています。喫煙スペースを完全にはみ出した状態で吸っている人を見ると、マナーの悪さを感じてしまいます。

吸う人と吸わない人がともに気持ちよく過ごすために、上記のような有料喫煙所は大きな役割を果たしてくれるのではないかと期待しています。

【参考】日本経済新聞 2012年6月18日

喫煙と禁煙の健康経済学 - タバコが明かす人間の本性 (中公新書ラクレ) 喫煙と禁煙の健康経済学 – タバコが明かす人間の本性 (中公新書ラクレ)
(2012/01/06)
荒井 一博

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図書館の貸し出し履歴閲覧サービス

2012年6月 20日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

子供向けの絵本や、少しだけ内容に興味があるけど買うまででもないような本などは、図書館を利用することによって非常に便利で、毎週何らかの本を借りては家に帰って来てから読むのが子供にとっても自分にとっても楽しみになっています。

しかし絵本などは、前に借りたものを再び借りてきてしまい、奥さんから「これ、前に読んだことある」とコメントを頂くこともしばしば。数十冊前に借りたものであったり、印象深いものであれば覚えているのですが、それ以外になってしまうとどうしても忘れてしまうため、再発防止をすることが難しそうです。

また、以前に読んだこの本をもう一度読みたいけど題名を忘れてしまった、ということもあり、できれば過去に借りたことがある履歴を閲覧することができればいいと思っていました。

それを実現してくれる装置が、この度内田洋行から売り出されました。図書館向けに本の貸し出し・返却の履歴情報を通帳型の冊子に記入する装置で、まさに銀行のATMの技術を活用したものとなっています。

この装置ですが、今後3年間で全国の自治体や学校向けに500台の納入を目指すとのこと。気になるお値段ですが、学校用で1台160万円、公立図書館用で1台350万円ということで、決して安くはありませんが、利用者のニーズはかなり高いものとみられます。

さらに今後は、これをWebで閲覧できるようにしたり、図書館でこれから借りたい本の番号をバーコード読み込みすることによって過去に借りたことがあるかどうかを確認できる機能などが盛り込めると、もっといいのではないでしょうか。

【参考】日本経済新聞 2012/06/18

夜明けの図書館 (ジュールコミックス) 夜明けの図書館 (ジュールコミックス)
(2011/10/17)
埜納 タオ

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残り時間が分かるとやる気がでる

2012年6月 11日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

いつ来るか分からない終わりを待ち続けることは精神的にあまりいいものではありません。それを防止しようと横断歩道にはあとどのくらいで青信号に変わるかが示されたり、待ち時間をある程度正確に把握するために病院の待合時間を把握することができるようなシステムが導入されたりしています。

そんな残り時間が気になるのは授業も同じでしょう。授業中はいつでも集中すべきなのは分かっているのですが、人間の集中力は20分とも言われていることから、なかなか持続させることができません。

そんな授業中に残り時間を示すことによって生徒の疲労感が軽くなり、やる気が少し湧いてくるという研究結果を理化学研究所の水野敬さんを中心とするグループが明らかにしました。

限られた時間で何らかの作業をする場合、残り時間を示すことは有効であり、今後学校の授業だけでなく病院のリハビリなどで、集中力が必要なタイミングで応用することができるのではないかと期待されています。

実験は、被験者に授業を受けてもらい、脳をMRIで調査を行うことによって、脳の中で意欲を感じることのできる「即坐核」に流れる血流量の違いを調べました。結果、残り時間を表示した方が、血流の動きが活発になり、疲れを感じる部分の活動が抑えられたというのです。

これは感覚的にも理解しやすいものだと思います。あと10分で終わると分かっていれば、それに向け心構えをすることもでき、あとちょっと頑張ってみようと思えると思います。それが分からないと、どこで自分を盛り上げていけばいいのか分からないので、相対的に散漫になってくるのではないでしょうか。

子供に対する勉強時間なども、残り時間を提示すれば、より高い効果を得ることができることが期待されます。本当は、「知らず知らずのうちにこんなに時間が過ぎていた」と思えるほどがいいのですが・・・

【参考】日本経済新聞 2012/06/07