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ワールドカップの裏のMVP「パウル君」

2010年7月 13日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

パウル君

2010年サッカーのワールドカップ南アフリカ大会は、日本も活躍し盛り上がりながら無敵艦隊・スペインの優勝で幕を閉じました。そんなスペインの選手に負けないくらい、おそらく世界中で最も有名なタコになったのがドイツ・オーバーハウゼン水族館にいるパウル君でしょう。今この名前を知らない人はいないのではないのかというくらいにまでパウル君をさせたのは、ワールドカップ南アフリカ大会での予想的中に他なりません。

パウル君は、今大会のドイツ代表の7試合と決勝の合計8試合の結果をすべて的中させてしまったのです。予想の仕方は至って簡単で、国旗が書かれた2つの入れ物の中にそれぞれ好物の餌が入っていて、どちらを食べるかというもの。食べた方の勝ちという占いの仕方です。

パウル君が準決勝でドイツ戦の敗戦を「見事」的中させるやいなや、パウル君をパエリアなどにして食べてしまえという過激なコメントが多く寄せられたにもかかわらず、結果的にはドイツの英雄になったようです。

通常タコの寿命は3歳前後といい、今のパウル君の年齢は2歳。残念ながら長生きしたとしても次回のワールドカップの勝敗を予想することは難しいと思います。水族館の担当者は後継者を育成して2014年のブラジル大会に備えることを検討しているそうです。

ということは、今回のパウル君を育成したのもこの担当者ということになります。つまり、本当の予言者はこのパウル君の飼育担当者なのかもしれません。しかしこの人は決して外に出ることはない影で操る実力者、なんでしょうか・・・

【参考】日本経済新聞 2010/07/12

もみじマークの次をあなたの手で決めよう

2010年6月 18日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

高齢ドライバーであることを知らせるマーク「もみじマーク」がいかに不評であるかは以前のブログでも紹介させて頂きました。きっと多くの人がもみじマークとは呼ばずに枯れ葉マークと呼んでいることでしょう。あまりの不評さにとうとうデザインの再検討を行なっていた警察庁が2010年6月17日に代替案として4つの図案を発表しました。

この4つの図案プラス現デザインの5つの中から7月17日までの間、一般の人からメールや郵送、ファックスなどでどれがいいかを受け付けるとのこと。きっと警察庁にしてみれば「そんなに不評なら自分たちで選んでね」というメッセージが込められているものと思われます。その他、運転免許の更新手続きに訪れるドライバー3000人と日本グラフィックデザイナー協会会員約2500人を対象にしたアンケート結果も参考にしながら最終的にどの図案にするか決めるそうです。

そこで今回の4つの図案について見ていきましょう。
1. 四つ葉のクローバーをモチーフにシニアの「S」を図案化したもの
  これ、かっこいいですね。横に間違って取り付けてしまってもSに見えます。

2. 様々な人生を表現する色とりどりの線が丸く柔らかい円を描く様子
  これって、図なんでしょうか。見るものを錯覚の世界におびき寄せているとしか思えないのですが・・・
 
3. 経験豊富な高齢ドライバーを稲穂とハートをさせる手のひらに例えたもの
  経験が豊かなのと稲穂の関係に疑問が残ります。よく分からないデザインです。

4. ゆとりをもって接してほしい思いから鳥にハート、手のモチーフを組み合わせた
  鳩山さんには受けがよさそうです。鳥とハートと手の組み合わせの意味について小1時間ほどお伺いしたいところです。

現行デザイン.秋の美しい紅葉のイメージを図案化し、熟練した高齢運転者を表現したもの。

という訳で、私としてはデザイン性、メッセージ性の観点から1がいいのではないかと思います。今回のポイントは、デザインとしてもかっこよくて、シルバーの方が進んで付けてみたいと思うステータスがそこにあることが求められると思います。

そんなもみじマークは、2008年から70歳以上を対象に罰則付きで義務づけられたのですが「高齢者イジメだ」などの反発を受けて、あえなく撤回。2009年からは罰則をなくして努力目標となりました。そんな紆余曲折があったのもこのデザインによるところが大きかったのは、大いにあり得ると思います。

それが今回の投票によってどのように代わっていくのか、そしてそれが普及するのか、警察庁も他人事とは思わずに普及活動をしていってほしいと思います。

○ 応募方法
電子メール、FAX 又は郵送にて受け付けています。
・メール: momijibosyuu@npa.go.jp
・FAX: 03?3581?9337
・郵送: 〒100?8974
     東京都千代田区霞が関2?1?2
     警察庁交通局交通企画課
     高齢運転者標識のデザインについての意見募集係

○ 募集期間
平成22年6月18日(金)から平成22年7月17日(土)まで

【参考】日本経済新聞 2010/06/17

着信を確実に分からせてくれるブレスレット

2010年6月 17日 By: rainbow Category: ニュース No Comments →

毎日の仕事の中で携帯電話は必需品となっていますが、よく相手の着信に気がつかないことがあります。その原因は大きく以下の2つ。

・カバンの中に入れていてマナーモードになっていたため、携帯電話が震えているのが気づかない
・携帯電話なのに携帯せず、机の上に置きっぱなしにして席を外してしまった

時には相手も緊急の用件で電話を掛けてくることがあるので、電話が鳴っているのに気がついていてあえてとらない場合以外では、できるだけ電話に出たいものです。そこで重要になってくるのがいかに電話が鳴っているのを気づくかです。

そんな上記の2つの要因を一気に解決してくれる救世主を発見しました。それが携帯電話の着信を振動で教えてくれるブレスレット「ぶるっトゥース」です。このネーミングセンスについてまずは触れておかねばなりません。これでどんな技術を使ってどんなことができるのかを端的に表現しているのです。名付けた方はかなりの猛者と見ました。

この「ぶるっトゥース」は、電話の着信を振動で知らせてくれるブレスレット型のバイブレーターです。Bluetoothという近距離無線の方式を使っていて、電話の着信と連動して本体内蔵のバイブレーターが動く仕組みになっています。手首に実際に装着しておくので、上記1つ目の悩みである「電話が鳴っていることに気がつかない」ということを避けることができます。通信距離は10メートルでそれ以内であれば着信を知らせてくれます。

しかし、この「ぶるっトゥース」のすごいところは、これだけの機能ではないということなのです。なんと、携帯電話から約10メートル離れるとバイブレーターが自動的に振動する置き忘れ防止機能も装備しているのです。しかもずっと振動するのではなく適度に3回教えてくれるという親切さ。これで、2つ目の悩みも見事に解決してくれます。

極めつけは、「着信拒否機能」です。会議中は何かと静かな状況で携帯電話の振動音さえ大きく鳴り響いてしまい、慌ててカバンの中に入っている携帯電話を取り出して切断することも珍しくありません。そんなときに「ぶるっトゥース」がスマートにこの問題を解決してくれます。手首にある「ぶるっトゥース」のボタンを2回押すだけで携帯電話を切断してくれるのです。始めは手元の「ぶるっトゥース」も振動しますが、これだけを抑えたいときには1回「ぶるっトゥース」のボタンを押すだけで止めることもできます。

このように、「ぶるっトゥース」は開発者のユーモアセンスと便利さを追求したことがよくわかるアイデア商品といえます。ブレスレットとして利用しても、すごく違和感のない見た目となっているので、男性だけでなく女性も気軽に利用できるのではないでしょうか。ただし、これを利用したら、「気がつかなかった」という言い訳は効かなくなってしまうので、あまり周囲に公言しない方がいいかもしれませんね。

【参考】walker plus
http://news.walkerplus.com/2010/0604/13/