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キノコの二日酔い対策効果はシジミの5倍!?

2013年8月 25日 By: rainbow Category: ヘルスケア No Comments →

ビールが美味しい季節ですが、どうしても飲み過ぎになってしまう傾向にあります。自分は数年前から飲んだ次の日につらい状況になるので、なるべく家でも飲み会でも飲まないようにしています。それでもどうしても飲まないといけないときもあるのですが、そんな時にはウコン入りのドリンクを飲むなど対策をしてから望むようにしています。

そんな二日酔い対策ですが、飲み過ぎてしまった次の日にはシジミ汁と相場は決まっていました。通常よりもオルニチンの量が多い味噌汁も数多く売られていて、一定の人気を持っているシジミですが、実はそれよりももっと効果のある食材があるというのです。それがキノコ。

有名なシジミにはアルコールの分解を助けてくれる栄養素オルニチンが豊富に含まれていますが、最近の研究でブナシメジには、シジミの5倍から7倍のオルニチンが含まれていると分かってきたそうです。

しかもキノコ料理はお酒の席でもよく出されるもので、ブナシメジのホイル焼、エリンギのソテー、まいたけきんぴら、キノコ雑炊など色々あります。このお酒の席で一緒に食べることによって、二日酔いへの効果が高いといいます。

その他、アルコール燃焼効果もあるのでメタボ対策にも役立ち、疲労の原因ともなるビタミンB1の欠如もキノコによって補うことが出来ることから、夏ばてにも効果があるといわれています。

このように、身近な食材で数多くの効果を得ることができるキノコ。この夏は人気を呼ぶことになるかもしれませんね。

【参考】NEWSポストセブン http://www.news-postseven.com/archives/20130824_207319.html

ガンの起源とは

2013年5月 19日 By: rainbow Category: ヘルスケア No Comments →

大河ドラマが終わるといつも楽しみなのがNHKスペシャル。ドキュメンタリー番組としては非常に洗練されていて良く作られた番組なのですが、あまりにも現実を考えさせられるような重いテーマの時は、敬遠してしまいがちになってしまいます。

そんなNHKスペシャルの今回のテーマは「病の起源」で、その第1回にあたります。今回取り上げられた病は「ガン」。日本人の2人に1人がなるとされているこの病に、我々は特別な思いを持つのではないでしょうか。その「ガン」の起源はいつからなのか、そしてそれを防ぐにはどうしたらいいのか、知りたい欲求は高まります。

そんな内容についてかいつまんで紹介したいと思います。まずガンはいつからあったものなのか、それは単細胞生物から多細胞生物に進化した5億年前ほどにさかのぼります。細胞のコピーに失敗したものから、がん細胞が生まれ、それが分裂を繰り返すことによって増殖を繰り返す、これがガン細胞なのです。

つまり多細胞生物については、一定の割合でガン細胞ができる可能性を秘めているのですが、ニンゲンと99%遺伝子が同じと言われるチンパンジーがガンになる割合は2%。日本人が30%もあるのと対称的です。つまりチンパンジーからニンゲンに進化するまでの1%の違いが、ガンになりやすい種別にさせる要因があったのです。

それは、大きく3つの要因から成り立ちます。

1.生殖行為
 ニンゲンは、チンパンジーと異なる進化の途中で、常に精子を作り出す必然性に迫られます。精子を作り出す細胞は速く増殖を繰り返すのですが、これをガン細胞は巧みに利用し、自らの細胞を急速に増殖させることに成功しました。

2.FAS
FASとは酵素(脂肪酸)のことで、ニンゲンの脳を大きくし神経をつなぎ合わせるために必要なものです。これをガン細胞は利用し、増殖を行うようになります。FASはガン増殖には欠かすことの出来ない物質なのです。

3.紫外線
ニンゲンは、太陽光がよくあたり、紫外線が浴びるアフリカから緯度の高いところ、そして世界中に移動を行うようになります。紫外線はガン細胞の増殖を抑制する働きがあるのですが、紫外線の当たらない場所にも住むようになり、ガンになりやすくい環境になっていきました。

このように、ニンゲンの進化とともに手に入れた機能を巧みに使って、ガン細胞は自らの生存を試みてきたという経緯を見て取ることが出来ます。今の我々が、このような文化や知識等を持つことができた代償と言えるでしょう。

1は、どうしようもないのですが、2についてはFASを阻害する薬品の開発が行われており、人体への影響を最小化しつつガン細胞の増殖を抑えることができるものと期待されています。また3については、1日15分程度日光に当たることを勧めています。さらに紫外線に当たることで得られるビタミンDを摂取することによって、がん発症率を抑えることも実証実験で分かってきました。

がんになるリスクを0にすることは、人が今の進化の恩恵を享受している以上できません。その上で、少しでもリスクを抑えることが出来たとき、折り合いをつけていけるのではないでしょうか。そんなことを考えさせられた番組でした。

【参考】NHKスペシャル 病の起源 2013年5月19日放送

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知られざる毒のある食べ物

2012年10月 14日 By: rainbow Category: ヘルスケア No Comments →

毒のある食べ物といえば、ふぐやジャガイモの芽など、昔から言い伝えられている有名なものの他に、実は自分たちが毎日のように食べている食材のなかにも毒をもっている食べ物があるといいます。そこで、東京都健康安全研究センターの話をもとにどのような食べ物に毒があるのか見てみたいと思います。

◆ ジャガイモ
先ほどのように芽に毒があるだけでなく、日当たりの良い場所で保管したさいに表皮部分が緑色になった部分も毒があるといいます。ここにはソラニンというアルカロイド系の有毒物質が含まれていて、、おう吐、下痢、腹痛、脱力感、めまい、呼吸困難などを起こすこともあるのです。

なので、調理をするときにしっかりと皮をむいて、発芽部分を取り除きます。加熱調理をしても、ほとんど毒は分解されないので注意しましょう。

◆ ぎんなん
茶碗蒸しなどに入っているぎんなんですが、これを大量に食べるとおう吐、下痢、呼吸困難、けいれんなどを起こす可能性があります。これは、大量に食べることによってビタミンB6欠乏症を引き起こすためだといいます。
ではどのくらいが「大量」なのかという部分ですが、3歳の女の子が20個、70歳のおじいさんが50個というふうに、かなりたくさん食べたケースに限られていることから、ほどほどが大切なようです。

◆ 青梅
熟していない果実や種中心部分を食べ、それが胃の中で分解されると青酸が発生し、頭痛、めまい、発汗、けいれん、呼吸困難などを起こすといいます。スモモやびわ、あんずなども同様ということなのであわせて注意が必要です。

この中で最も遭遇する危険性の高いものはジャガイモでしょう。普通に保存しているだけで毒成分にあたってしまうかもしれないということで、知識として覚えておく必要があると思います。

【参考】NEWSポストセブン http://www.news-postseven.com/archives/20121013_149249.html

危ない食品たべてませんか: カラダへの影響は? 安全な「選び方」「食べ方」は? (知的生きかた文庫) 危ない食品たべてませんか: カラダへの影響は? 安全な「選び方」「食べ方」は? (知的生きかた文庫)
(2012/09/24)
増尾 清

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