あしたまにあーな

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篤姫 第13回「江戸の母君」

2008年3月 30日 By: rainbow Category: 2008年_篤姫, ドラマ 1 Comment →

薩摩藩邸に篤姫が入るときも、周りから思いっきり反対されたり嫌がらせにあったりしましたが、江戸でもどうやらそんな感じがしてきましたね。

大奥というのは、かなり閉鎖的なところで外部から異端児が来れば思いっきりそれを排除しようとして自分たちのワールドを守るという考え方があるのは、江戸という鎖国の時代だけでなく今の時代にも深く根付いている風習なのかもしれません。

始めに色々と篤姫に贈り物を送っていた英姫は、いざ会うという時になるとなかなか会わせてくれず、会っても篤姫ごときが御台所になれるわけがない、すべては斉彬の妄想だと言い放ってしまう。

あぁやっぱりなって思っちゃいましたね。

思えば、鶴丸上の時の広川と同じ状況ですね。広川とはその後何となく仲良くなって自分の世界に引きずり込んだ感がありますが、英姫の場合はどうなるでしょうか。

今となっては幾島が全面的に篤姫をバックアップしてくれているので、なにがあっても幾島が全てを解決してくれそうな安心感さえあります。

事の真相は来週わかるかもしれません。

一方、江戸に斉彬と共に行くことができたのは、尚五郎ではなく西郷。尚五郎つらかったでしょうね。なんで西郷なんだと思うかもしれませんが、下級武士でも西郷の有能さを見いだした斉彬は素晴らしいと思います。いずれ大久保もこうやって取り上げられていくんでしょう。

尚五郎もいい刺激を受けたのではないでしょうか。

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篤姫 第12回「さらば桜島」

2008年3月 23日 By: rainbow Category: 2008年_篤姫, ドラマ No Comments →

今回がいよいよ、薩摩での篤姫最後となってしまいました。

今まで前振りが長いかなぁと思っていたんですが、篤姫が鶴丸城に上がってからは疾風のごとく時が過ぎていってしまったような気がします。ここに来て印象に残っているのはやはり、今和泉家との別れの場面、そして菊本との別れのシーンなんじゃないでしょうか。

鶴丸城に招かれた今和泉家の両親に対して、公人として振る舞わなければならないつらさ。想像もつかないほどつらかったんでしょうね。もはや親と思ってはならないが故に、気持ちとは裏腹な行動をしなければならないのですから。

でも、斉彬は後に今和泉家の人たちや、尚五郎と会うようセッティングしてくれ、そこで抱き合いながら最後の別れをします。「何があっても、どこにいても父上と母上の子供です」と篤姫はしばし涙を流しながら於一に戻るのでした。この場面は、代表的なシーンになりましたね。思わず涙してしまいました。

病に倒れていた忠剛もよろけながらも篤姫を見送るんですが、長塚京三の人間味ある演技が光っています。必死に篤姫に自分の病を魅せまいとする姿、時々お茶目にそわそわする演技、本当にうまいと思います。これからは登場シーンがかなり減っていくのが残念です。

最後の最後まで薩摩のことを思っていて、桜島を愛していたんだと強く感じることができたシーンとなりました。

篤姫 第11回「七夕の再会」

2008年3月 16日 By: rainbow Category: 2008年_篤姫, ドラマ 11 Comments →

人って決心するとすごく強くなれるんですね。人からやらされているという気持ちの時って、何をやってもいくら失敗しても全ては人にせいにしたりします。自分は好きでもないことをやらされているんだと思う気持ちがそうさせているのでしょう。

ところが、それが自分が決めたことなのであれば、全ては自分のせいになります。それゆえ、何事も真剣に取り組むことができるんですよね。それを今回実践したのが篤姫なんでしょう。これまで幾島に言われたままにやっていたものを、自分で決めて江戸に行くんだと前回宣言してからめざましく品格がでてきたように思えます。

そんな篤姫にとって、七夕の日に尚五郎と再会できたのは、江戸の織姫と彦星になれたんじゃないでしょうか。斉彬もいい演出をしてあげたものです。

当時の占いで尚五郎はボロボロだったにも関わらず、いざとなると篤姫と再会することができ、自分の思いの片鱗を伝えることもできたのですね。

篤姫も自分の気持ちにまだ気付いていないだけで尚五郎と気持ちが通じていることがうすうす分かってきたみたいです。

なんか、この場面でお互いに思いを寄せているにも関わらず、違った人生を歩まなくてはならない二人。すごくもどかしいですね。

江戸に行くことを決めた尚五郎、意見書に耳を持ってもらえるようになった西郷、そして篤姫。

それぞれ自分たちで道を決めていこうとする人たちの人生が動き出していきます。次回予告で忠剛がよろけるシーンがあったので、波乱があるようです。楽しみにしたいと思います。

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