あしたまにあーな

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やる気スイッチをオンにする方法

2009年11月 16日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

日曜が終わり、サザエさんシンドロームに耐えながら月曜日の朝を向かえ、仕事や勉強をがんばろうと気合を入れなおしてはみるものの、なかなかやる気や集中力を高めることに苦労してしまう人は多いんじゃないかと思います。「ラッキーをつかみ取る技術」の著者である小杉俊哉さんによると、にこやかにしていることで様々な幸運をつかみとることができるといいますが、朝からにこやかでいる人はなかなかいないのではないかと思います。

しかし、仕事ができる人というのはしっかりと気持ちをコントロールし、朝からうまく切り替えて仕事に取り掛かっています。そういった考え方になるためにはどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか。そのヒントを脳神経外科医である築山節先生の言葉から考えてみたいと思います。

◆やる気を出すために休んでいる脳のスイッチをオンにする方法
1. 起床時間
よく言われることですが、朝起きたばかりの脳が活発に働くまでに約2時間は掛かります。朝9時から仕事が始まるのであればその2時間前である7時には起きるようにします。

2. 朝の運動
朝起きるだけでなく、全身の血流を良くするために体を動かす必要があります。何も朝からランニングをするというのではなく、ほんの少しの工夫をして毎日続けられるような運動で問題ないようです。例えば、駅までの道のりを少し長く歩いたり、エスカレーターを使わずに階段を使ったりします。血流が良くなることで頭もスッキリしてくるそうです。

3. 会社に到着
脳を元気にする方法の一つとして声を出すことがあります。朝会社に着いたら元気よくあいさつをして、周囲と笑いながら雑談をすると気分的にも脳的にも気分を切り替えてスッキリ仕事を始められるのです。

4. 仕事中はメリハリ
難しいことを考え続けられる時間は多くて1時間程度です。それ以上は脳が疲れてしまって効率的ではないので、適当に休むことが大切です。休みの仕方はデスクから離れてしまってもいいし、全く関係ない単純作業に取りかかってもいいでしょう。単純作業の完成によってちょっとした達成感を感じることができ、それが本来の作業にもいい影響を及ぼすのです。またいつか戻ってくることを忘れないでください。そうしないと現実逃避になってしまいます。

5. 就寝時間
朝早く起きるためには、当たり前ですが夜早く寝ることも大切です。睡眠中は大脳は疲労回復のために休み、その他では記憶の定着や思考の整理が行われているので、最低6時間くらいは眠らないとその日に蓄えた情報を整理する能力が下がってしまい、結果として仕事の効率が下がってしまうのです。

こうしてみてくると、規則正しい生活というのは健康面だけでなく能力的な面でも必要不可欠だということが分かります。栄養をとって、早寝早起きをする。小学生でもやれることを大人になると忘れてしまうのですよね。もしかしたら子供よりも大人の方が頭が硬くなってしまうのは、こうした基本的な生活が出来なくなってしまうことに起因しているのかもしれません。今、これを書いているのは夜の12時ですが、すぐに休みたいと思います。

【参考】
・R25.jp http://r25.jp/b/report/a/report_details/id/110000007855/part/2


『音楽療法健康CD BOX『音浴三昧』(おんよくざんまい)』

小宮一慶の”社長力”養成講座

2009年11月 14日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

慶應丸の内シティキャンパス定例講演会「夕学五十講」は、毎回時代の最先端を行くプロフェッショナルな講師を迎え多くのことを学ぶことができる社会人にとって非常に便利な講演会です。自分も何度も受講し、その度にほんの少しだけ物事が分かるような、そんな感じになることができます。今回の講師は経営コンサルタントであり現在様々な書籍でベストセラーを頻出している小宮一慶さんです。前々からこの人が講演会に登場してくれることを切望していました。小宮さんの書籍を読んでいただければ分かると思いますが、とにかく目から鱗のような新しい発見を次々にすることができ、それを平易な文章で示してくれているので理解も早くなるのです。そんな小宮さんの講演について紹介したいと思います。

◆正しい努力を積み重ねる
勉強をよくする人でもその効果をうまく出せないことがあります。それはその勉強方法が正しくないからです。「正しい努力」、そしてそれを「積み重ねる」というふたつのキーワードが揃って始めて成果を出すことができるのです。一つの例として経営を勉強したい人が経営学を学んでいても成果が出ないということがあります。

経営と経営学は違うのです。経営学とは過去の事例を分析してその要因を学ぶことですが、経営は過去ではなく、今意思決定をして未来に向けて働きかけるものです。経営するのに、経営学は使えるときもあれば使えないときもあるのです。過去と未来は異なるのですから、当たり前ですよね。そういう意味で経営を学ぶためには、経済学と心理学を勉強すべきだと小宮さんは語ります。心理学を学ぶことによって人の気持ちが分かるようになるのです。

◆毎朝新聞を読もう
これは、小宮さんの本にはよく出てくるのですが、新聞を毎朝読むことによって中長期的な動向を知ることができます。そうすると、今の状況がどの位置にいるのか大局的に判断することができるのです。新聞は面白い記事がたくさんある裏面からではなく1面から読むことを勧めています。自分もこれは実践しています。

◆関心を持てばものが見えてくる
『「発見力」養成講座』で出てくる話ですが、セブンイレブンのロゴの最後は小文字になっている「n」なのを知っているか、という問いかけから始まり、関心を持つようになれば物事は見えてくるのです。そうやって関心の範囲を広げていくのですが、それだけではなだめで、なぜそうなんだろうと仮説を自分なりに立ててみることまでして完成の領域に入ります。

◆いい会社の見分け方
就職セミナーでの講演会で小宮さんは、就職活動中の学生にいい会社の3つの見分け方を説明したそうです。学生がその会社の社員に3つの質問をするだけでその会社の善し悪しが分かるというのです。以下その3つの質問を示します。
1.御社の一番の大きな取引先はどこですか?
 →この答えに、社員は取引先を「さん」づけにしているか。
2.御社のビジョンは何ですか?
 →何らか答えることができるか。
3.ルンルン気分で会社に来ていますか?
 →Yesと答えられるか。
いい仕事をすることによって、周囲から喜ばれ感謝されます。その結果として給料や地位も上がるのです。この順番が逆になってしまうと会社はつまらなくなってしまうといいます。いい仕事をすることを目的にしようと小宮さんは言います。

◆リーダーとして大切なこと
リーダーは時に部下を叱ることも大切です。言ったらかわいそうというのは甘えでしかないのです。相手を叱るということは勇気とエネルギーを必要とします。この勇気とエネルギーを得るためには、自分の中に確固とした信念を持つ必要があるのです。信念を持つトレーニングとしては論語などのように長く語られてきた本を読んだり、松下幸之助さんや稲森和夫さんなどの天才経営者の言葉を学ぶといいとアドバイスしています。

全体を通して小宮さんは「お客様志向」の大切さを何度も繰り返します。頭で自分の中で独りよがりになるのではなく実際にお客様の声を聞くという謙虚さを忘れないこと、そして自分の土台を作るために色々と勉強してみることです。そうして自分が積み重ねた経験をもとに語る内容は相手に必ず伝わるのです。

また、仕事は常に相手に喜んでもらえるように考えながら一生懸命に頑張ってみる姿勢が大切であり、そうやって相手のために尽くすことによって、「いい仕事」になるのです。いい仕事はプラス思考の考えをもたらし、結果もおのずとついてくるようになるという相乗効果を生むことができることを学びました。世の中を知り自分を高め、喜ばれる仕事ができるようになりたいと強く感じた大変有意義な1日となりました。


どんな時代もサバイバルする社長力養成講座

すてきな褒め言葉「さすが」

2009年10月 01日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

人は誰かに褒められると嬉しいものです。褒められることによってまた頑張ろうと思えるし、プラスの力が働きます。プラスの力というのはまた新しいことを行う原動力となり人間関係をより強くする上で非常に大切なものなのです。

しかし褒めると一言にいっても実に様々な言葉があります。外見を褒める「綺麗ですね」「格好いいですね」、結果について褒める「見事ですね」「完璧ですね」など数え上げればきりがありません。特に会社などでは上下関係もありますから、自分が褒めているつもりでも相手にとって逆に失礼になってしまうこともあり注意が必要です。

そんな褒め言葉として万能なのが「さすが」という言葉です。この「さすが」という言葉は「さすが○○さん、できが違いますね」というように、自分が相手に求めていたものをやっていただいてありがとうという気持ちと共に、これまで高く評価してきたのだけどやはり思った通りだったという信頼のニュアンスを相手に伝えることができる点が優れています。

相手に感謝、高い評価、信頼という3つを同時に伝えることができる言葉はあまり多くないのではないでしょうか。しかもこの言葉は上下関係に関係なく利用することができます。より効果を上げるためには、さすがだと思った内容をできるだけ詳しく付け加えてあげるといいでしょう。例えば、仕事をお願いした同僚から返ってきたものに対して「文章のまとめ方と考察の深さはさすが○○だね。」など。

単純にありがとうと言ったり、仰々しく信頼や高評価だというのではなく、この「さすが」によって、些細な会話の中で相手を自然に褒めることができるのがいい点なのではないかと思います。是非明日から使ってみてはいかがでしょうか。

【参考】日経Plus1 2009年9月26日

おとなの女の世渡り力―仕事で人生できちんと年をかさね続ける 人間関係から恋愛作法まで87のルール おとなの女の世渡り力―仕事で人生できちんと年をかさね続ける 人間関係から恋愛作法まで87のルール
(2009/05)
今井 登茂子

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