高樹沙耶さんのエコハウス
女優の高樹沙耶さんは地球と共存をテーマにした家造りに挑戦しています。
房総半島の海を臨む土地を購入し、そこに「エコハウス」を建設中です。彼女はオーストラリアの原住民・アボリジニとの出会いで、周囲の自然とその場所や建物の特徴を活かした循環システムを作り出す「パーマカルチャー」の考え方に共感しました。
そして独自の下水システム、風力発電など様々な自給システムを有効利用した地球にやさしい住まいを目指しています。
生活で出たゴミや排水は地中へいき、そこでバクテリアの分解によって地面に戻っていく。そして、再びその水をくみ出し生活用水として利用していくという循環型システムが成り立っています。エコハウスは、他で廃材となったものをつなぎ合わせた木材を使用し、コンクリートで造られ作られた熱を利用しています。
自然の中に住むというのは、これまでの便利な世界からはかけ離れた大変な作業の連続です。自分も畑仕事、田んぼ仕事をしたことがありますが、かなりの重労働です。ただし、そこから得られた野菜は他のどこで食べるものよりもおいしく、嬉しくなります。
環境問題が叫ばれる中、一番大切なのはそれを意識しなくても自然と環境対策をしているこういった生活なのかもしれません。
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