風林火山 第25回 「非情の掟」
今回は跡取りというキーワードを中心に展開します。
今の時代はあまり跡取りということは気にしないことも多いですが、戦国時代は跡取りの意味することが非常に大きい時代だったんですね。
虎王丸は諏訪頼重の子供ですが、後を頼んだと言い残し自害した頼重の気持ちとは裏腹に後に生まれた四郎にその家督を譲るため出家させられてしまう人生。
今の時代であれば、自分の力ではい上がっていくこともできたんでしょうが、戦国時代はそういった大人の事情から抜け出すことなんてできません。
勘助も一人の軍資として晴信に仕えていればいいのでしょうが、四郎を跡取りという想いが強すぎてそれが裏目に出ようとしています。
そのことが次第に晴信の機嫌を悪くしていく原因なんでしょう。次回はそういった波乱が待っていそうです。
ところで、Gacktの長尾景虎役はかなり腐女子の方に人気だそうです。このミステリアスで中性的なかっこよさにBASARAのような人気作品と相まって人気急上昇中だとか。
これまで見たことがなかった人も多いらしいのですが、いい流れだと思います。これを機にNHKもこれまでの流れをおさらいしてあげるような番組を他の枠でやってあげればいいんじゃないでしょうか。
◆関連する記事◆
風林火山?第25話・跡目争い!
風林火山ですが、武田家に朝廷より勅使がやって来たようです。武田晴信(市川亀治郎)も礼服に身を包んで勅使を迎えますが、寄進をする代わりに諏訪攻めの大義名分を得ようとします。しかし、戦国時代に勅旨・綸旨にどれほどの効果があるかは疑問で、三条夫人(池脇千鶴)も
コメント by 一言居士!スペードのAの放埓手記 | 2007/06/25 16:53