6月からの給料の手取りが減ってる!?
6月の給料の手取りが減っているのは気のせいかなと思って、いろんな人に聞いてみるとやっぱりみんな一様に同じく減っていることがわかる。
住民税がかなりあがっているのだ。
そこで調べてみると、総務省のホームページでは「納税額は1年間で見ると変わらない」としている。
ただしよくよく見てみると、「定率減税の廃止による負担増の影響が生じること から、所得税における1月ごとの減額分と、住民税(略)増額分は一致しませんのでご留意下さい」とある。
所得税の減税+住民税の増税
これだけみると変わらないのだが、さらにこの式はこうなっっているのだった。
所得税の減税+住民税の増税+定率減税廃止による実質負担増
こうなると、かなりの増税になるのだった。
財務省はHPで定率減税に触れ、「平成11(1999)年に臨時異例の景気対策として導入されたものですが、経済状況の改善を踏まえ、本来の税額に戻すこととしたものです」と、税金負担は増えたのではなく元に戻っただけと言っているのだが、なにかだまされたような気がする。
総務省の広報誌5月号によると、年収500万円(独身)の場合、単純計算で月額を出すと、住民税1,000円増税などと合わせ3,200円の増税となる。年収700万円(同)だと計5,600円の増税になるというのだが、これはかなりの痛手になりそうだ。
通常に戻るとはいえ、実質の増税だから納得がいかない。
◆関連する記事◆