東京メトロから水飲み場が消える日
足のペダルを踏むと冷たい水が出てくる冷水機。
誰しもお世話になったことがあるこの機械ですが、東京メトロではすでに全廃しているそうです。この歴史は結構古く1966年には17駅に全部で20台設置されていたといいます。
その当時、「暑さに向かうおりから利用客になかなかの好評を博している」とされたこの機械も2014年にはその役目を静かに終えていたのです。
その中で、わずかに残っていた蛇口タイプの水飲み場。これも2017年7月現在10箇所にまで減少していますが、これも2018年5月までに全廃することに。
駅には水飲み場の形跡がある場所も数多く見ることができますが、そのほとんどは使用禁止という札があったり、なにかで覆われていたりして使うことができないようになっています。
確かに、近年ここで水を飲もうとする人は少なくなったのかもしれません。水が飲みたいと思えば、自動販売機でミネラルウォーターを購入して飲みますし、探そうにもどこにあるか分かりません。
こうして時代の流れによって、静かに役目を終えていく水飲み場にありがとうと言いたいと思います。
ちなみに、薬を飲むとき等で不便だと思ったら、駅事務所で話すと服用のための水を提供してくれるそうなので、緊急の際はご利用してみるといいと思います。
【参考】gooニュース https://goo.gl/8V6PgC
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