通学路の思い出
通学路に沿って川が流れていた。
小学生の頃、その通学路で色々な遊びをしながら学校へ行ったものだった。雨がすごく降っているときは川の水量がすごく上がるので、一人1つ流れるものを用意し、川へ投げ込んだ。(本当はそんなことしちゃダメですよ)
自分は発泡スチロールをハッポくんと名付け、流れるハッポくんと共に走りながら追いかけていく。
しかしただ単純に流れていくだけではないのが面白かった。
この川、ただ者ではなく、途中に滝のようなものがあったり、通学路から少し離れてしまいその後また合流する。
滝のようなところでは、落ち込んだところにはまってしまうともう流れない。
離れてしまうところでは、「絶対に戻ってこいよ?」なんて言いながら、合流地点で今か今かと待ち続ける。
そういった数々の困難を乗り越えて、ゴール地点(と勝手に決めていた場所)を一番初めに通過した人が優勝となる。
優勝すると何があるわけでもないんだけど、なんとなくその日一日は嬉しくてたまらなかったものだ。
なんて、とおい思い出を思い出させてくれた景色が写真の場所。
近くにこんなきれいな場所があったんだ。しかもこの両岸は桜の木。たぶん春はもっともっときれいだったのだろう。何で早く気がつかなかったのかと悔やまれる。
しかもこの川すごく水がきれいで色々な魚が泳いでいて子供たちも川で遊んでいる。
ちなみに自分も川でよく遊び、タニシとかメダカをとっていたなぁ。
散歩コースの定番となりそうだ。
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