おんな城主直虎 第10回「走れ竜宮小僧」
政次は前回自分を襲ってきた奥山を刺してしまったと次郎法師のもとに転がり込んできます。これまでの小野という家が井伊家から見られていた印象や、奥山がしのの父親であることを考えると政次に対しては切腹も十分に考えられるほどの重罪となる可能性も十分ありました。
その中で、その状況を救ったのは直親や次郎法師でした。的確な状況判断を行い、政次が意図的に奥山を刺したわけではないことを示し、さらに次郎法師が、写経をさせることによって、その後のわだかまりをなくすことに成功するのです。
ここでも鶴、亀、おとわという3人の強い絆は有効に働くことになります。この先もこのような困難が次々とやってくるのだと思いますが、この連係プレーによって、乗り越えていくのだということを今回強く視聴者に印象づけたのではないでしょうか。
次回は、今川に反旗を翻した元康の妻である瀬名がどうなってしまうのか、そして井伊家にどのように関連してくるのかがメインになりそうです。まだ大きな影響力を出していない元康ですが、次回から台詞とともにその存在感も大きくなっていくものとみられるので、楽しみにしたいと思います。
■直虎紀行■
愛知県岡崎市
- 岡崎城
|
◆関連する記事◆