数十年ぶりの大雪 我が家では
関東地方では実に数十年ぶりとなる大雪に見舞われた週末。雪国の人から見ればこれしきのことで騒ぎすぎなのかもしれませんが、年に1回雪が降るかどうかという関東では、これしきのことが「おおごと」だったりします。
昔はもっと雪が降っていたような気もしますが、最近ではあまり雪が降ることも少なくなり、雪が降るのが楽しかった子供の頃から、大人になるにつれ雪が降ると憂鬱になってしまうのが、少しだけ残念だったりします。
雪が降り始めた土曜日の午後。既に15センチほど積もっていて朝まで降り続く予報でしたが、このまま放置すると家の前の雪が凍ってしまい雪かきするのが大変になるので、第一次雪かき隊を結成します。我が家からは上の子と自分の2名が志願し、雪で視界が悪い中スコップとちりとりで応戦します。
他の家の方も既に雪かきをされており、一緒になって2時間ほどひたすら道路に降り積もった雪を取り除くのですが、自分がやった場所がほんの10分程度でまた白くなっている様子を見ると心が折れそうになってきます。
家の前に雪山を作り、子供はそこでかまくらづくりに没頭。途中から我が家の雪かき隊は自分1人だけになりますが、それでも何とか人や車が通って、明日の朝に凍ってもなんとかできるレベルまでなったところで終了。
いつもは使わない筋肉が悲鳴をあげ、リポビタンDを飲んでも疲労回復があやしかったのですが、次の日は朝からまた元気になっていて、まだまだ自分も若いと気分良く迎えた朝。早くも近所の皆様が雪かきを始めていて、急いで参戦。
付近の家の方が総出で雪かきを始めます。昨日とは変わって作業をしているとどんどん雪が取り除かれていくのでなんだか楽しくなってきます。さらに、みなさんの工夫で台車やクーラーボックスなど使えるものは何でも使って効率も高まり、あっという間に除雪完了。近所の関係も強まったような気がしました。
昨日子供が作ったかまくらの完成度は高く、中に入るとシーンとしてなんだか別世界にいるような気分。下の子も雪には始め慣れていなかったのですが、上の子と一緒に遊びながら雪を満喫していたようです。次にいつ降るか分かりませんが、子供にとっては貴重な体験になり、大人にとっては日頃の運動不足を解消する体験になったのではないでしょうか。
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