ホタルの光に秘められた意味とは
梅雨時の夕暮れから夜にかけて、川辺で見ることができるのがホタルです。自然のままに設計された川が増えて都市部でも見ることができる場所が数多くあり、子供としては嬉しい限りでしょう。
そのホタルですが、6月と7月では見ることができるホタルが異なり、6月は力強く光るゲンジボタル、7月は短い周期で明滅するヘイケボタルが見られると、板橋区ホタル生態環境館の阿部宣男館長は話します。
さらに興味深いのがホタルのひかりかた。ホタルは自分が生まれた場所の磁場を記憶していて、生まれた場所で育ったホタルは脳に癒やし効果があるとされる自然光を発しますが、よそから連れてこられたホタルは波長が異なる威嚇のための光を放つといいます。
この結果、人がこの威嚇光を見ると、自分では意識できないイライラ感を感じてしまうことになるのです。鑑賞会に間に合わせるために、外部から購入したものを放ってしまうと、このような状況になってしまうのです。
光の見分け方としては、自然光のホタルは水面から3mから4mで規則性を持った優雅な飛び方をするのに対して、威嚇光のホタルは突然急上昇したりするなど、飛び方も不規則になりがちなので、そういったところで見分けてみてはいかがでしょうか。
【参考】web R25 http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/rxr_detail/?id=20120621-00024735-r25
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