父の日に手作り感満載のプレゼント
1年前のこの日。
子供が物心ついて初めて「父の日」としてプレゼントしてくれたのが、幼稚園年少さんの時のことでした。
プレゼントとして手渡してくれたのが写真の左側に映っている貯金箱です。あまりに嬉しくて思わず涙ぐんでしまい、父親になってよかったと改めて思ったものでした。
本当に嬉しかったので、この貯金箱を1年間使おうと必死にお金を入れ続けたのですが、一向に貯まらなかったのは、奥さんがこの中から抜いては使っていたことが要因です。
それから一年経ち、年中さんになった子供から幼稚園の父親参観日で再びもらったのが、写真の右側のペン立てです。一見するとものすごく似ている、もしかしたら去年の方がふたがある分、リッチ!?と思い、奥さんに去年との差を相談します。
奥さんとの話によると、去年との差は以下の通り。
・ ちぎり紙が付加されていて、紙をちぎるという高等技術が採用されていること
・ 顔が、去年は髪の毛(やけに少ないのが気になりますが・・・)だけ塗ったのと比べ、今年はほぼ全て自作の顔であること。(ちなみに、顔の輪郭もカッターで作ったらしい)
・ 手が生えていて、人間らしいこと
・ 顔に髭が生えていて、よりリアルさが追求されていること
全てその通りです。確実に彼は人間として成長し、より高度な製作技術を身につけているといえます。
子供に感謝の気持ちと共に、ぎゅっと抱きしめてあげると、顔を引き締めて「うん」と頷いてくれました。こうやって自分のために何かを作ってくれる彼のことを改めて愛おしく感じます。
大切にしなければならないものがまた一つ増えました。このペンケースに何を入れようか今から悩んでいます。
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