わら民具と天体観測 at 生田緑地
ゴールデンウィーク最終日。ここ数日は様々なところでアクティブに活動してきたのですが、最終日はやはりここでしょうということで生田緑地に連休中2度目の訪問をすることになりました。
今日の目的地は日本民家園。数日前に訪れたときに和太鼓を体験することができ、今度は昔の遊びを体験しようと張り切っていたのですが、目当ての竹馬などはすでに終了していることが判明し、落胆する奥さんと自分。子供には悟らせないよう、今日の催し物である「わら民具の体験」のすばらしさを子供に語り、その気にさせることに成功します。
到着すると、すでにお約束のようにスタンプカードを手に取り、様々な場所に点在するスタンプハウスでスタンプラリーを行いながら、目的地に向かいます。利用者は思ったよりも多くなく、連休最後は家で待ったりして疲れを癒している人が多いのだろうと推測しながらも、自分と子供はガンガン攻めまくっていて、明日に残る疲れなんて気にもしません。
到着すると、わらでできた輪投げをしている子供が数人いましたが、わらの傘や雨具である蓑を身につけて体験している人は一人もいません。子供は当然のように輪投げに向かい、他の子供と仲良く輪投げをして遊んでいますが、彼だけものすごく近い場所に立って狙っています。それは反則だろうと思いながらも楽しんでいるので良しとします。
そして、傘と蓑の体験ですが子供はさすがにあまりいい顔をしません。傘はまだしも、蓑はそれ自身が重いので、おじさんと一緒に5分もかかって装着したのに、写真を撮ってすぐに外したいと涙目。ものの3分程度で外します。すこし保存会のおじさんの顔も寂しそうだったのが印象的でした。丁重にお礼を言ってからちょっと申し訳なさげにその場を立ち去ります。
次にやってきたのは、かわさき宙と緑の科学館。すでに数日前にも来ているので、1階で川崎プリンちゃんと記念撮影をして、2階でプリン型のドームを触って帰ろうと思っていたのですが、先日は登れなかった3階へのルートが今日は開放されています。
3階は、時間が1日に2時間程度しか開放されないアストロテラスという天体観測スペースです。コンピュータ制御の大型望遠鏡を4台も設置していて、今日は金星と太陽を見ることができるというので、早速登ってみることにします。
子供は、「見えないものを見ようとして」とBUMP OF CHICKENの天体観測を歌いながらルンルンで待つこと30分。さすがにぐったりとしているのを抱っこしたりしながら何とか盛り立て順番がやってきます。
まずは金星。口径203mm、焦点距離1830mmの屈折式望遠鏡で中央にうつる小さな金星は三日月のような形をしていてました。時間によって色々な姿を見ることができるといいます。
次は、太陽。口径102mm、焦点距離900mmの屈折式望遠鏡を4つ搭載しているもので、2つの太陽を見ることができます。一つは勢いよく燃えさかるプロミネンスと満月のような形の中に黒点がある太陽。それぞれ今までに見たことがないくらい鮮明にうつっており、子供も見終わったあと「すごかったね」としきりに言っていました。
かわさき宙と緑の科学館には、このように何度行っても新しい発見をいくつもすることができるものがたくさんあることが分かります。残念ながらプラネタリウムはチケットが即日完売が続いているため、もう少し落ち着いてからでないと厳しかったのですが、それ以外のものも十分に楽しむことができます。
親子とも大満足の一日となりました。
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