11月11日はペペロの日?ポッキーの日?
2011年11月11日
1が6つも並んでいるのはなんだか爽快な気がしますが、ぞろ目であるというものの他に、毎年やってくるこの日を記念日として定めているものが実に多くあります。ざっくりと調べてみただけでも、以下のようなものがあります。
・いただきますの日(並んだ箸に見える)
・麺の日(麺の細長いイメージ)
・ポッキー&プリッツの日(4本のポッキーあるいはプリッツに見える)
・きりたんぽの日(囲炉裏で焼いている4本のきりたんぽに見える)
・もやしの日(もやしを4本並べたように見える)
・靴下の日(靴下を2足並べた時の形が11 11に見える)
・サッカーの日(サッカーが11人対11人で行うスポーツ)
その多くは、数字の羅列がそのもの自体に見えることに由来していることがわかります。目にするものもあれば、あまりなじみがないものまであるのですが、なかでもポッキー&プリッツの日はなじみ深いのではないでしょうか。個人的にはもやしの日ということで、今日スーパーで山積みになっていたもやしのことが頭から離れないのですが、今回はポッキー&プリッツの日について考えて見たいと思います。
コンビニやスーパーなどで大々的に宣伝されていますが、自分の周囲ではそれをきっかけにしてポッキーやプリッツを購入して食べようと考える人は非常に少ないのが現状です。
その一方でお隣の国、韓国でも同様の記念日があるそうです。それがペペロの日です。ペペロとは韓国ではメジャーなスナック菓子で日本でも有名なロッテから売り出されているものなのですが、見た目や風味、そしてパッケージデザインともに日本で発売されているグリコのポッキーとそっくりなのです。しかもペペロが発売されたのが1983年なのに対しポッキーが発売されたのが1966年であることから、様々な議論がされています。
そんなペペロについて1993年頃に韓国の女子中学生が、数字の「1」がペペロの形に似ていることから「ペペロのようにスリムになりなさい」という意味で交換し始めたといわれていますが、実際は販促活動ではないかともいわれていて実際のところは謎に包まれています。
そのペペロの日は、日本とは違ってすごく盛り上がるといいます。国中のお店でディスプレイされ、それを韓国の方はお互いに贈り合うのがなかば風習になっているそうで、それは大変な盛り上がりになる理由が分かるような気がします。
ここまでくると、もはやどちらが本物で、どちらが偽物かというのはどっちでもよく、ポッキーやペペロをそれぞれ楽しくなるツールとして思い切り利用すればいいのではないかと思えてきます。一年に一度の大切な日なので、思い思いの過ごし方をしていい日を過ごせればいいですね。
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