カフェオレとカフェラテの違い
コーヒーの中に牛乳が入っているだけで、なんだか幸せな気持ちになることができます。家で飲むときにも、コーヒー用のミルクではなく、牛乳の方がおいしく感じられるような気がします。
そんなコーヒーにミルクが入ったものとして、カフェオレやカフェラテが挙げられます。しかしよく考えてみるとこの二つの差はどこにあるのか、悩んでしまうのではないでしょうか。「オレ」はフランス語、「ラテ」はイタリア語で、どちらもミルクという意味になります。ということは、カフェオレもカフェラテも、コーヒー+ミルクということになり、差を見つけることができません。
実は、この二つの違いはコーヒーの種類の違いによるものなのです。
◆ カフェオレ
深煎りのレギュラーコーヒーにミルクを加えたもの。コーヒーとミルクは、ほぼ同量。
◆ カフェラテ
エスプレッソマシンで深煎りの豆に高い圧力をかけて一気に抽出したエスプレッソにミルクを加えたもの。コーヒーとミルクの比率は、8対2でミルクの方が多いのですが、エスプレッソを利用しているため苦みが強く味が濃厚なのが特徴です。
このように、コーヒーの種類と共にミルクの量も違う飲み物だったにも関わらず、世の中では同じ飲み物のように見られがちなのが現状です。コーヒーにミルクという組み合わせは、このほかにエスプレッソに泡立てたミルクを加えたカプチーノというものもあり、作り方によって様々な飲み方ができる深い飲み物だったのです。
【参考】日経Plus1 2011/10/22
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