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下痢止め薬は飲まない方がいい?

2011/05/20 Category: ヘルスケア

最近下痢気味になって医者に診てもらったところ、下痢を薬で止めてはいけないので薬は出さないと言われました。体の中にいる細菌を体外へ放出するために下痢という行動を体が起こしているのだから、それを止めてしまうと体内で最近が増殖してしまって、症状が良くならないというのです。

自分の中でこの診察を聞いて少なからず衝撃を受けました。今までお腹が痛くなって下痢気味になったら、とある楽器のマークが書かれている有名な薬などの下痢止め薬にすぐに頼っていたのですが、実はあまりそれは好ましい事とはいえなかったようです。医療法人社団池谷医院院長の池谷敏郎先生によると下痢止め薬を使っていい場合と使ってはいけない場合があるといいます。

◆下痢止め薬を使っていい場合
・冷えによる下痢
・一時的精神的ストレスや睡眠不足などによる下痢
・過敏性腸症候群
上記のような感染によるものではないものは下痢止めを使っていいといいます。

◆下痢止め薬を使ってはいけない場合
ウィルスや細菌の感染が下痢の原因となっている場合

これらの見分け方ですが、消去法的に考えるとよさそうです。まずはお腹を出したまま寝ていた、明らかにストレスを感じ続けていた、慢性的に下痢であるといった自分で把握することができる原因が見当たった場合には、下痢止めを使ってその症状を抑えます。

それ以外の場合には、ウィルスや細菌の感染を疑うべきであり、むやみに下痢止めを飲むべきではないと池谷先生は説明しています。本来、下痢は体が必要として出しているサインでもあるので、それを止めるべきではないという基本路線を自分たちは覚えておき、上記のようなおそらく大丈夫だろうという原因を踏んでいる場合のみうまく利用することによって、日常生活のつらさを解消することができるのです。

とはいえ、自分で判断するのもなかなか難しいもの。判断に迷ったら、お医者さんへ相談してみるのが一番だといえそうです。

【参考】Exciteニュース http://www.excite.co.jp/News/bit/E1305650537749.html

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