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所変われば表現が全く違う方言を学ぼう

2011/02/26 Category: 日記

進学や就職の頃になると、新しい生活を新しい場所で始めるという人も多いのではないでしょうか。自分の住む街でも家族ずれの学生が春から住む下宿先を見つけるために部屋探しをしている姿を見ることができます。新しい場所への不安というものは、まわりに知っているものがない、食べ物が違うといったものの他に方言という言葉もあるのではないかと思います。

そこで、今回は、地域に根ざした方言について見ていきたいと思います。おそらく探し出すとものすごいことになると思うので、気になる部分だけを抜粋して紹介することにします。

◆「なおす」
普通に考えれば、元通りに戻すことをいいそうですが、大阪、香川、島根、鹿児島といった一部では、片付けることを「なおす」というようです。

◆「えらい」
褒められているようなこの言葉も、愛知、滋賀、三重では「すごい」「立派だ」という意味ではなく、「疲れた」という意味で使われています。ちなみに、北海道では「こわい」と表現し、その「こわい」は岐阜では「固い」の意味になるそうです。

◆「投げる」
文字通り投げる動きですが、北海道、青森、福島の方では、「捨てる」という意味になり、同じ「捨てる」でも、大阪、京都、滋賀といった関西地方では「ほかす」となります。

◆語尾
語尾にも方言を感じさせるものが数多くあります。自分が住む神奈川では、「?だべ」と語尾につけて話すことがあります。また、よく言われている「じゃん」は東京や神奈川だけでなく、静岡や広島などほかの地域でも広く使われている言葉のようです。その他、長岡弁は語尾に「ガー」をつけ、「そいがー(そうなの)」のように使い、宮城の方では「ちゃ」をつけますといったものまであります。

◆穴あき靴下
穴が開いた靴下のことを表す方言まであるようで、長崎では、靴下に穴が開いて指が出ていることを「じゃがいも」といい、宮城では「おはよう靴下」と言うそうです。どこまで広がっている言葉なのかわかりませんが、おそらくそれらも地域に根ざした何らかの理由があるのだと思います。

このように、方言はその地域の心に深く溶け込んだ生活の一部であり、そこに住む限り習得しておきたいものといえると思います。色々と調べる中で、簡単にかつドキドキしながら言葉を習得できる番組が放送されていることを発見しました。それは、テレ玉、チバテレ、tvk、三重テレビ、KBS京都、サンテレビで放送されている「方言彼女。」というもの。

内容は、方言に関して様々な方法で勉強することがデキル番組であり、毎回それぞれの地方の女性が登場し、仮想的に彼女になって様々な方言を感じながら擬似的にデートできるというコーナーでは、本当にここまで激しく方言を使っているのかどうか謎であり、裏で話す男がちょっと痛いのが気になるところです。その他、使える方言講座では、実際の標準語を変換する勉強をすることができたりして、かなり楽しめると思います。一度見てみてはいかがでしょうか。

【参考】
・COBS キャリア http://career.cobs.jp/level1/yoko/2011/02/post_891.html
・方言彼女。 http://hougen-kanojo.jp/

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