調子よく朝を迎える3つの方法
朝、気持ちよく起きて準備をすることができる人というのは本当に幸せなことだと思います。気持ちよく朝を迎えることによって、その日1日を元気に頑張れるような気がしてきます。それほど朝いかに眠いモードから復活することができるかが重要なポイントとなります。
自分は、朝起きてから家を出るまで30分程度の時間をほとんどぼーっとなった状態で忙しく準備をします。もっとしゃきっとすることができれば、子供と一緒に短い時間でも遊ぶことができるのではないかと思います。そこで、今回は調子よく朝を迎えることができる3つの方法について、メンタル・ジャーナリストの大美賀直子さんのアドバイスをもとに紹介したいと思います。
1.起きたらまずは、朝日を浴びる
脳で生成・分泌される「メラトニン」というホルモンによって眠気が訪れます。このメラトニンは、暗くなると分泌が始まるため、明かりを消すと眠くなり、逆に強い光を浴びると分泌が抑制されて眠気が治まります。つまり、しっかり目覚めるためには、強い朝日を浴びてメラトニンの分泌を抑えることが必要なのです。なので、朝目覚まし時計が鳴ったときに、カーテンをひけるようにしておくとおのずと眠気も吹っ飛ぶといいます。
2.あったかい飲み物を飲んで、体温をあげる
早寝早起きの人でも、起き抜けの時間帯は体の深部の体温はまだまだ低い状態であり、体温が下がったままの状態だと、体が活動モードに入らずだるさが抜けきれません。
そんな朝に冷たいものをとるのはやめましょう。温かい飲み物を体に入れて、体温をぐんと上昇させてあげることが大切です。特に、起き抜けの1杯としておすすめなのは白湯だといいます。インドの伝承医学 アーユルヴェーダでも起き抜けの白湯は胃腸の調子を整え、体内にたまった老廃物を排泄してくれるために有効であるとされているそうです。
ここで注意したいのが何を飲むかです。自分は今までコーヒーや紅茶を飲んでいたのですが、カフェインを起き抜けに飲むのは胃に負担となり、胃酸を過剰に分泌させることにもつながるので避けたほうがいいといいます。なので起き抜けではなく、食事中かもしくは食後に飲むことによって血圧を上昇させ、目覚めを促す作用をうまく利用することができます。
3.朝食は必ず食べるのだが、食べすぎない
夕食を食べてから朝食を食べるまでの時間は1日の中でもかなりの時間になります。当然ですが、体は多くの絵ベルギーを必要としているので、すぐにエネルギーに変わる糖分、例えばご飯やパンなどの主食、甘いものをしっかりとるようにします。
このとき心がけたいのは、冷たい食べ物は控え、少なくとも常温以上のものをとること。牛乳やヨーグルトなども、冷蔵庫から出してきたものをそのままとると体がすぐに冷え、体温の上昇を妨げてしまいます。
このように、日光を浴びて温かい飲み物を飲みながらしっかりと朝ご飯を食べることが、1日を元気に過ごすための大切な行動だったのです。早速明日から実戦してみたいと思います。
【参考】All About
http://allabout.co.jp/health/stressmanage/closeup/CU20040515A/
起床術—どうしても「スッキリ起きられない」あなたへ (河出文庫) (2010/04/02) 不明 |
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