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来るべき蚊に対する傾向と対策

2010/06/05 Category: ヘルスケア

夏になるにつれてその数をどんどん増やしていくのが蚊という存在でしょう。先日、近くの緑地公園に出かけた際に、ジメジメとした水たまりで数多くのボウフラが繁殖し中にはすでに蚊となって飛び回っているものを見つけました。

大人であれば蚊に刺されたらかゆいのを我慢してキンカンでも塗っておけばいいのですが、子供は我慢することができないので、ボリボリと掻いてしまうことになります。そうするとすごい跡になって残ってしまうことになります。ゆえに、蚊の対策については常に万全を期す必要があるのです。

◆かゆみを特に感じる場所
そんな蚊なのですが、刺される場所によってかゆみが違うと感じることはありませんか?基本的にどこに刺されてもかゆいものはかゆいのですが、特に指先などに刺されてしまうとものすごくつらい状況になることがあります。

この理由について、害虫防除技術研究所・代表で医学博士の白井良和さんによると、証明されていないとしながらも神経が集中している指先や皮膚が薄い部分は特にかゆみを感じやすいとしています。

人によってかゆみの感じ方が違うのは、これまで刺された回数によって免疫の出来具合が違っていて、回数が多いほどかゆみが出にくい傾向があるとのこと。つまりたくさん刺されればかゆくなくなるということなのでしょう。理解はしましたが、できれば刺されたくないですね。

◆刺されやすい場所
人間の体の中で最も蚊が好む場所というものがあると白井さんはいいます。その順位を以下に発表します。

第1位:足
堂々の第1位は、足でした。足は基本的に汗をかきやすい部分であり、この汗のニオイが蚊を引きつけるために、結果的に刺されやすい場所となってしまっているのです。

第2位:手
第2位は手です。これも足と同様に汗をかきやすいところなので蚊が近寄ってくることになります。

第3位:顔
第3位は顔です。一番露出しているからというのではなく、顔には蚊が大好きな皮脂が多いので、結果的に刺されやすい場所となってしまうのです。

この結果を見てくると、人間が生活している上で普通に分泌する汗や皮脂に蚊は近寄って来ることがわかります。よく汗をかく人や体温が高い人がよく蚊に刺されやすくなり、特に肥満体型の人ほど水分や熱を発しやすいことと表面積が大きいことから、蚊に刺されやすいタイプと言えると白井さんは指摘しています。

完全に汗や皮脂をなくすことは困難だとは思いますが、体を常に清潔にしておくこと、そしてほんの少しだけダイエットを頑張ることによって、ある程度は刺されにくくなる効果を期待することができると思います。

この夏、蚊に刺されたくない場所に行く前には、まずは足、手、顔に対して清潔にした上で、スプレー等で二重の防御をかけるといいのではないでしょうか。

【参考】web R25
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/wxr_detail/?id=20100525-00002377-r25




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