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ご存じですか?牛乳パックにある「へこみ」

2010/04/04 Category: 日記

「見えている」と「見ている」では大きな違いがある。そのことを理解できたのは小宮一慶さんの発見力養成講座という本でした。セブンイレブンの最後のnが小文字であることや自動改札機には下の方に小さく番号が振られていることなど普段見えているものを自分が知っている事として認知してないことがわかるすばらしい本です。

そして最近、新たに見えていたにも関わらず見ていなかったものを発見しました。それが牛乳パックです。おそらくすべての人が見ているものなのですが、牛乳パックの上部に1ヶ所だけ浅いくぼみがあるのをご存じでしょうか。

これは「切欠き」というもので、目の不自由な方にそれが牛乳であるとすぐに分かるようにつけられたもので、平成13年9月のJAS法改正を契機につけられているというのですから、すでに7年以上も経過することになります。障害者団体等からの陽性や食品パッケージのバリアフリーという観点から取り付けられたといいます。

「切欠き」が1ヵ所つけることで牛乳と判断できるようになっていて、その切欠きの数は1個だけ、位置は開け口の反対側と定められています。また、切欠きをつけられるのは、生乳100%で種類別「牛乳」と書かれているもののみで、乳飲料などにはこれがついていません。

当たり前のものであっても、それを使う人のことを考え細部にわたって様々な取り組みが行なわれているのです。これを機に、身の回りのものを観察すると気がつかなかったものを発見することができるかもしれません。

【参考】全国乳業協同組合連合会
http://jf-milk.lin.gr.jp/chishiki/index.html

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