友人の幸せを祈る桜花の候 in 如水会館
桜の花も咲き始め、時折ふく寒風に凍えながらも暖かな太陽に支えられ元気に咲き乱れようとしています。そんな休みの1日、かれこれ10年来になる友人の結婚披露宴が東京・千代田区にある如水会館で行なわれました。
会場の如水会館は、70年以上の歴史を持っていて館内に入るとその荘厳で重厚感のある内装に圧倒されます。参加する立場としては何となく背筋をピンとんしないと行けないような雰囲気さえ漂ってくるのが不思議なところ。
控え室で待っているとまもなくチャペルへと案内されます。チャペルから窓の外を見ると、そこは東京のど真ん中とは思えないような緑が溢れています。後に知ることになるのですが、この如水会館のすぐ近くには皇居があり、緑に囲まれた東京でも数少ない場所といえます。そんなチャペルで2人の門出となる挙式が行なわれます。いつになく緊張している新郎と、笑顔の新婦を見ていると自分たちが挙げた挙式のことが昨日のことのように思い浮かびます。
披露宴は、かなりの規模となり3時間半にもわたって行なわれました。オーソドックスで安心感のあるプログラムで、終始リラックスしながら二人を祝福することができたと思います。参加者は何回も披露宴に出席しますが、彼らにとっては一生に一度のこと。なので、彼らの思い出の1ページとなるように見守ってあげられたらと感じます。食事も美味しく、新郎新婦ともに美男美女なので、絵になるなという印象と共に、二人を支えてきた人がこんなにもいることに嬉しくなります。
3時間半というと長いイメージがありますが、逆にそこまでじっくりと披露宴を行える会場というのも珍しいのではないでしょうか。従業員の給仕もてきぱきとしていて手際が良く、かなりの好印象を持てます。さらにこの会場のいいところは二次会も同じ如水会館でできて格安であること。今回は3000円という値段に驚いたくらいです。
準備に長い時間を掛けてきたのですが、当日はおそらく本人たちにとってあっという間の1日だったと思います。ここから本当の二人の生活が始まります。色々な苦労があるとは思いますが、お互いに助け合って仲のいい夫婦になっていって欲しいと強く思います。
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