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メルマガは読んでもらってなんぼ

2009/02/03 Category: 日記

メルマガを発行し初めて1年以上がたちました。おかげさまで多くの方に登録していただき、それがまた嬉しくて配信する内容を色々考えるのが楽しくなります。本当に感謝の気持ちと嬉しい気持ちでいっぱいになります。

そんなメルマガですが、どのくらいのメルマガを購読しているでしょうか。普段は発行者の立場なのですが、今回メルマガの登録・閲覧状況について調査を行ったアルトビジョンの結果から、改めて読者にとって嬉しいメルマガとは何なのかを考えてみたいと思います。

まず大きく、パソコン向けのメルマガとケータイ向けのメルマガについて考察しています。この二つは全く異なった利用状況であることが浮き彫りになっています。

<パソコン向け>

■受信したメールマガジンを読む基準
1.メールマガジンのタイトル(件名)
2.送信者名
ここから、メルマガのタイトルによってその内容を読む読まないの判断があることが分かります。よくタイトルは毎回同じでナンバリングだけが大きくなっていくパターンがあります。例えば、「毎日が楽しくなる情報をあなたに#300」などがありますが、題名に内容を含むようにして毎回何が書かれているのか分かるようにした方がいいのでしょうか。それだと、誰からのメルマガかわからず「顔」がなくなってしまうような気もするのですが。

■登録しているメールマガジンの数
1.10種類以下 40%超
2. 21種類以上 34%
21種類以上の割合がすごく多いことが分かります。登録した後にメルマガを読んでいるのかどうかになると難しいのですが、メルマガをとって情報を届けることができる第1段階は比較的容易に超えることができそうです。大切なのはその後読んでもらえるかどうかなんですよね。

■受信したメールマガジンを読む時間
「平日の夜」や「休日の夜」など、夜に読んでいる割合が高くなっているといいます。この傾向はメールマガジンを「読みたい時間帯」をたずねた場合にも見ることができ、「午後10?11時台」や「午後7時?9時台」をあげる人が多くなっているそうです。パソコンからではメルマガをじっくり読む場所が主に家庭であることを考えると、この時間帯に読めるように送ることが大切です。

<ケータイ向け>

■受信したメールマガジンを読む時間
1. 受信後「すぐに」読む 44.9% (パソコンは8.9%)
逆に読者から見ると、メールマガジンを「読みたい時間帯」としては、「午後7?9時台」「午後0?1時台」をあげる人が多くなっているそうです。仕事の終わりや電車の中、まったりと家庭で過ごす時間帯に読みたいということだと思います。ちなみに自分は、15時に送っていて少しブレイクタイムをしたいときに送られるのがいいのかなと思っていたのですが、上記の時間に変更することも検討しないといけないと感じました。

■受信した「ケータイ向け」のメールマガジンを読む場所
1. 自宅
2. 移動中
3. 会社で
いつでもどこでも読めるのが、モバイル向けメールマガジンの強みなのですが、それは諸刃の剣で読者の時間を割いてしまう危険性ももっています。せっかく集中している時にメールが送信されてきたら、それはスパムと同じでしょう。欲しいときに欲しい情報を得ることができるのがメルマガの理想だと考えています。すべての読者の満足を得ることは厳しいのかもしれませんが、なるべく多くの人が喜ぶ時間帯を選ぶ必要があります。

文中にも書きましたが、メルマガは配信したから終了ではありません。それを開封して読んでもらってこそその役割を全うすることができるのです。その意味で配信者としては独りよがりになることなく、読者のことを意識しながら配信することが大切だと改めて感じます。

それと共に、読者としてはどこに有益な情報を提供してくれたり楽しませてくれるメルマガがあるか分からないので、ケータイ向けのメルマガを含めて色々探してみるといいと思います。

【参考】MarkeZine
http://markezine.jp/article/detail/6475

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