広告ステッカー貼るとガソリンが無料に
初めに言っておきます。
これは日本での話ではありません。場所は、アメリカ・シカゴ。
無料というのは裏がありそうな気がして、まずは疑ってしまうモノなんですが、その仕組みをしっかりと把握することによって、次第に安心することができるようになります。
これまで、無料で配布する価値あるものとしてティッシュペーパー、フリーペーパー、ルーズリーフ等様々なものがありますが、それらに共通しているのは「広告」が付加されていて、その広告収入によって商品の購入代金に充当されているということ。
この仕組みは、商品といえるモノのほとんどに適用することができます。その一つとしてガソリンが実用化されたのです。
自分の車に指定された広告(マグネット式になっている)を貼り付けることによって、ガソリンを無料で入手することができるのです。広告サイズは大小各種あり、もらえるガソリン金額もそれによって変化します。自分の愛車にでっかい広告を貼り付けての運転も気にならない、という人には月に200ドル(約2万1600円)ほどのガソリン代が支給されるそうです。
広告の内容は、サラ金関係のものからデートサービス、有名どころではホテルドットコムやゴーダディドットコムなんかの広告などで、守るべき規定としては外観のよい車、マグネットは24時間付けっぱなし、運転履歴が良いこと、1ヶ月に1000マイル(約1610キロ)は運転する等があります。
日本でも、JRで広告電車が走っていますが、車も同様といえるでしょう。ガソリン価格が高騰している今、外見はあまり気にしないから少しでも安く車に乗りたいという人にとって、喉から手が出るほど利用したいサービスだと思います。日本でもいち早く登場してほしいですね。
まだまだ、広告ビジネスはあると思います。できるだけ利用者がセグメント化されていて特定の人にリーチできる商品の方が価値が高いでしょう。例えば、おむつに広告を貼ることによって、50円くらい安くなるとしたら買う人もいるんじゃないでしょうか。おむつであれば、かならずその親がはかせるときと脱がすときに見ますよね。そこに、子供英会話教室や離乳食、赤ちゃん用品の広告などを載せたら効果も高いのではないでしょうか。
まだ他にも色々あると思います。ビジネスチャンスは、身近なところから見つかるかもしれませんね。
【参考】exciteニュース
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1221095088894.html
◆関連する記事◆