まずはじっくりと聴くこと
自分の意見を誰だって通したいものです。相手がだれであろうが、自分の思い通りに仕事を進めることができれば、精神的にも負担を感じることなくできますよね。
ところが、そんなにいつも自分の思うとおりにいかないものです。相手が自分の意図しないような考え方を持っていて、それを力説してくることもあります。
そこで、相手と同じように応戦して自分の意見を通そうとすると悪循環になってしまい、結果として相手がどのようなことを考えているのかを知ることなく、いい結果を導くことができなくなります。
そこで、まずは相手の考えをとことん「聴いて」見ることを心がけてはいかがでしょうか。ただ「聞く」のではなく、相手がどんな思いを持っているのかを「聴く」のです。
そしていい面は自分の考えに取り入れようとする気持ちで話を聴くことによって、自然と相手との関係もスムーズになります。
相手とのコミュニケーションを円滑に進める一つの方法として、この「聴く」という意識してみるといいと思います。
「聴く」の本 (2007/04/17) 藤田 潮 |
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