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この人まで世界の遺跡へ落書き・・・

2008/07/02 Category: ニュース



最近、日本人によるイタリアにある世界遺産「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」への落書きが次々と判明して、高校野球参加へ危ぶまれる高校まで現われています。

海外に行くと、自分がここに来たんだという記録をどこかに残したいという気持ちが強くなるのは、分からなくもないのですが、それを遺跡自体に落書きという形で書いてしまうのは自分勝手以外のなにものでもありません。

日本人として、例えば京都の仏閣に外国人によって落書きされていたら、どう思うでしょう。「記念だから仕方ないなぁ」と思えるでしょうか。思えないでしょう。逆に自分たちの精神世界に土足で踏み入れられた憤りを感じると思います。同じ事なんですよね。

さらに、芸能人も落書きをしていることが分かりました。お笑いコンビ「おぎやはぎ」が歴史的な文化財であるドイツ・ベルリンの壁に落書き(サイン)していたことがわかりました。番組のロケで行った際に書いたものらしいのですが、これから波紋が起こることは間違いないと思います。

そこに行ったんだということを記念としてとっておきたいというのであれば、写真を撮ってきてウェブページにアップすればいいんじゃないかと思います。また世界遺産の場所でも、例えばウェブページを立ち上げてそこに行った人だけが分かるようなコードを入れると記念に書き込める、といったようなページを立ち上げてはいかがでしょうか。

もっとレトロにノート1冊をおいておくのもいいかもしれませんが、世界中の人に自分が言ったことを知らせ、さらに後世にまで残したいという気持ちに応えてあげることで未然に防止することもできるんじゃないでしょうか。

もっとも、一番大切なのは旅行者一人一人がモラルをしっかりと持つという当たり前のことを当たり前に行うこと。観光地に残すのは足跡だけ、とるのは写真だけ。肝に銘じておきたいものです。

【参考】ZAKZAK
http://www.zakzak.co.jp/gei/2008_07/g2008070216_all.html

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