自分で考えることで効率化を
工場の生産ラインの無駄を排除し、余ったところに新しい付加価値のある生産ラインをもう一個作る。
仕事の流儀という番組で、山田日登志さんはそういいます。この方は、これまでソニーやキヤノンといった大きな工場で劇的に作業効率を工場させるアドバイスを加えてきました。
細かいことを分担してやるのではなく、一人の人が考えなら多くの仕事を自分のやり方でやった方が生産性が高くなるというのです。プラスアルファの効果として作業者のモチベーションも上がったと言います。この方式を「セル生産方式」(流れ作業ではなく1人が複数のまとまった作業工程をこなす方式)といいます。
工場だけじゃないんですよね。細かく細分化された仕事をするよりも全体を見ながら、自分の仕事をいかに効率化していくのか考えられるようになれれば、仕事へのモチベーションは格段に上がると思います。
日々の仕事の中で、自分の動きの中に「無駄」がないか今一度確認するいい機会ではないでしょうか。
現場の変革、最強の経営 ムダとり (2002/04) 山田 日登志 |
トヨタ生産方式で儲かる会社にする 山田日登志のカイゼン (2006/06/30) 山田 日登志、日経ベンチャー 他 |
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