踊る大捜査線 The MOVIE
この映画はもう9年前の作品になるんですね。今でも全く古いという感じを受けないすばらしい作品だと思います。当時、「事件は会議室で起きているんじゃない、現場で起きているんだ」という言葉が大流行しました。
この作品の良さの一つは、リアリティにあるんだと思います。例えば、警察官も公務員の一部であること、警察官といえども様々なしがらみや上下関係があるということ、犯人との関わりなどなど。
ただ、それを普通に見せたのではおもしろみがないので、それらを徹底的にオーバーにしてみせることで魅力を引き出しています。
マニアックな見方だけど、このドラマ中に出てくるWindowsのアプリケーションや、インターネット操作がリアルに描かれていて違和感が全くないんですよね。今までのドラマだと明らかにはめ込み画像と思えるようなありえないアプリケーションが動作していましたが、今回はきちんとパソコン上で動作しているなって思えます。
和久さんは今はいませんが、このまま終わるのはもったいない作品です。是非続編を作ってほしいですね。
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