専門家が選ぶお取り寄せしてでも食べたいご当地缶詰
日本で始めて缶詰が作られたのは1871年のことです。長崎で松田雅典という方がフランス人の指導の下でイワシ油漬の缶詰の試作が行われたとされています。本格的に作られ始めたのはそれから6年後の1877年10月10日。北海道石狩市で石狩缶詰所が創業しサケ缶を作り始めたことによるとされています。ちなみにこの10月10日が缶詰の日となっているそうです。
そんな缶詰も現在では多様化が進み、ご当地グルメ人気も相まって全国で様々な商品が作られています。今回は専門家がそんな取り寄せてでも食べてみたいというご当地缶詰ベスト10を選んでくれた記事が日経Plus1で紹介されているので、見ていきたいと思います。自分も食べたことがないものがほとんどなのですが、是非食べてみたいものが数多く並んでいます。
1.「宝うに」船泊漁業協同組合(北海道礼文町)
北海の磯の香りが広がります。日本酒といっしょに味わいたい一品です。
2.「スモークド オイスター オイル漬け」レインボー食品(広島県竹原市)
カキの風味が損なわれていないので、熱々にして食べると最高です。
3.「『わしたポーク』シリーズ」沖縄県物産公社(沖縄県那覇市)
厚切りにしてこんがり焼くだけで十分おいしいといいます。
4.「鯖へしこ油漬」若狭湾観光(福井県小浜市)
ぬかと塩で魚を漬けたものです。
5.「元祖いちご煮」味の加久の屋(青森県八戸市)
ウニとアワビの和風汁で、炊き込みご飯のお伴に。
6.「サバカレー」信田缶詰(千葉県銚子市)
さばの臭みがなくとても食べやすくなっています。
7.「ふくら印 たらの子味付」シンヤ(石川県金沢市)
マダラの卵を秘伝たれで甘辛く味付けしています。
8.「味付巻ゆば」日光ゆば製造(栃木県宇都宮市)
さっぱりとしていて優しい味を体験できます。
9.「金華さばみそ煮」木の屋石巻水産(宮城県石巻市)
三陸沖の金華さばを丁寧にて詰めしています。
10.「『ねぎ鯖』シリーズ」高木商店(茨城県神栖市)
たれは塩、味噌、しょう油の3種類あります。
送料などを考えると、少々割高になってしまいますがそれでもその当地でしか食べることができないものを缶詰としてお手軽に自宅にいながらにして楽しめるというのはかなり魅力的だといえます。もう缶詰のクオリティを侮ってはいけないということを改めて感じるのではないでしょうか。
【参考】日経Plus1 2010/03/27
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