風邪をひきにくくする朝食
年末を迎え、ますます寒くなりに連れて怖いのが風邪だと思います。例年であれば少し熱が出るくらいであれば寝ていれば治ると思えるものでも、今年は「もしかしたら新型インフルエンザではないか?」とビクビクしてしまいます。少しでも熱が出て調子が悪いのであれば、すぐに医者へ行くようにしたいものです。
そうならないためにも予防という考え方が出てくるわけですが、風邪予防として今様々なメディアやスーパーのPOPで話題を呼んでいるのがEPSという成分です。EPSはExopolysaccharideの略で、乳酸菌などの微生物が菌体外に産生する多糖体のことをいいます。管理栄養士の新生暁子さんによると、一般的に多糖体を多く摂取すると腸内環境を整えられ、免疫力が向上するといわれており、ウイルスの進入をガードしたり攻撃したりしてくれるといいます。
となると、この多糖体を多く含む食べ物はを効率的に摂りたいですよね。新生さんによると、ヨーグルト、バナナ、ジャム、サトイモ、長芋、納豆、オクラ、ナメコ、めかぶといった食材を挙げています。これらの食材を見てみると朝食でうまくとれそうなものが並んでいます。これらは朝食で食べることができそうなものが多いことがわかります。こういった食事は身近で日常的であることが長く続くための必要条件であることからも、十分それを満たすことができるでしょう。
以下に、風邪をひきにくくする朝食を新生さんのアドバイスから参照したいと思います。
■ヨーグルトを食べる
■バナナを食べる
■めかぶを食べる
■トーストにジャムを塗る
■トーストにバナナを乗せて焼く
■ヨーグルトにジャム(あるいはバナナ)を入れる
■味噌汁にナメコを入れる
■納豆にオクラを入れる(めかぶや長芋も可。全部入れてもOK)
■味噌汁を納豆汁にする
■ご飯に芋を混ぜて炊く
どれも特別なことはしておらず、昔から自分たちが風邪予防という意識もなく日常的に食べてきた食事だと思います。その裏には大切な要素が含まれていたことを改めて実感させられる内容となりました。これからは、多糖体を意識的に食べるようにすると、風邪を引きにくい体を作ることができるだけでなく、健康意識を高めることもできることからダブルで効果をあげることができそうです。
【参考】Walker Plus
http://news.walkerplus.com/2009/1225/20/
EPS 8種50億 善玉菌ミックス(プロバイオティクス) 60粒
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