チーズとコーヒーのミックス味アイスから連想すること
この題名を見たときにその味について連想することができた人は、きっと今まで様々な食べ合わせを経験してきた猛者だと思います。これ以外にも何百、何千という種類の組み合わせを経験し、その中から当てはまったのでしょう。少なくともまだまだひよっこの自分には、全くその味の予想をつけることなどできません。
この素敵な商品は森永乳業が2月16日に発売する「チェリオ」シリーズの仲間で期間限定商品となるそうです。肝心な味は、チーズ風味のアイスの真ん中にコーヒー味の板チョコが入っていて、さらにココアクッキーを混ぜたセミスィートチョコでコーティングしたものとなっています。この「チーズ風味のアイス」という冒頭からよく分からないのですが、それ以降だけみるととてもおいしそうだと思えます。
■みなさんにとって「チェリオ」とは？
自分はこのアイスのことも気になるのですが、それ以上に「チェリオ」という言葉に惹かれます。森永乳業のアイスクリームブランドとしても有名ですが、それよりも自分の中では、チェリオ＝斬新なドリンクというイメージの方が強いのです。この2つにどのような因果関係があるのか分かりませんが、少なくとも全く異なるものといえるでしょう。
チェリオのジュースは高校生だった自分の強い味方でした。部活が終わり、高校の近くの駄菓子屋さんで100円のチェリオ「ライフガード」とチキンラーメンの袋を購入し、お腹いっぱいにしながら帰ったものです。このライフガードは、500ml入っている缶で味はまさに「オロナミンC」。オロナミンCは、すごく量が少ないのでたくさん飲めるチェリオが輝いて見えました。それ以来自分のなかでチェリオは特別な飲料となったのです。着色料が思いっきり入っていても関係ありません。このジュース以外に「お得だ」と心から思える飲み物は未だに出会っていないくらい、いわば”神のジュース”なのです。
■素敵なジュース「チェリオ」のラインナップ
大阪の企業らしく、発売する商品は怪しげなユーモアを秘めています。例えば、「なんちゃってオレンジ」という商品。見た目はまさにしょう油です。なぜしょう油？という野暮な質問はしてはいけません。Webページには「しょうゆじゃないよ?なんじゃこりゃ」とだけ商品説明が書かれています。その他、「なんちゃってバラエティー」としてあのライフガードとなんちゃってオレンジがセットになって売られているのですが、オレンジはともかく、ライフガードも”なんちゃって”といっていることは、やはりオロナミンCを意識しているのでしょうか。
今の時代において必要なのは味であることはもちろんのこと、人々の心に思い出として残り続けることができるような商品なのかもしれません。その意味でチェリオのジュースだけではなく、森永乳業のチェリオシリーズもそうなって欲しいと思います。一時代を築いた味は、年齢を重ねるごとに大切なものになっていくのですから。
【参考】
・チェリオコーポレーション http://www.cheerio-web.co.jp/
・森永乳業 http://www.morinagamilk.co.jp/release/detail.php?id=603
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