笑えば息災
腹の底から笑って毎日を楽しく過ごせれば病気にかかりにくい、という言葉をよく耳にします。
最近の研究で、笑いが血糖値や免疫力などに良い影響を及ぼすことを示すような実験結果が次々と報告されていることからも、この言葉はかなり核心を突いている言葉だと言うことがわかると思います。
海老名総合病院の伊藤医師によると、漫才を聞いて笑うと糖尿病患者の食後血糖値を引き下げる効果があることがわかったそうです。これは10月18日に「笑いと健康学会」(このような学会があることを初めて知りました。世間は広いです)で報告されたものですが、笑いはインスリンなどのホルモンバランスに影響を及ぼすものではなく笑いによる筋肉運動でエネルギーが消費されたことが原因という結論に至っています。
筑波大学の林教授によると、笑いで腹筋や呼吸筋を動かすことは、運動療法と同じ意味があるだろうと説明しています。このほか順天堂大学の奥村教授は、ガンやウィルスと闘うナチュラルキラー細胞(NK細胞)を活性化する効果があるとし、日本医科大学のグループによると、関節リウマチの痛みの軽減効果があるとしています。
このような「笑いによる病気の予防効果」については、まだ完全に解明されているわけではなく、さらなる追跡調査が必要という状況ではありますが、少なくとも笑うことは健康にいいことであるのは状況証拠および精神的な面でも明らかだと思います。
毎日を笑って過ごすことができるのであれば、そんなに楽しい人生はありません。もっと笑いましょうという政治も一つあるのかもしれませんね。またいつかは「笑いダイエット」なるものまで登場するかもしれません。そんな世界になったとき、自分も笑って楽しく暮らすことができるようになりたいものです。
【参考】日本経済新聞 11月16日
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