夕日の光を浴びて快適睡眠を得よう
体を温めて寝る準備も万端。でもなかなか眠れないときはあります。そんなとき携帯電話や電気をつけて読書をしてしまったりすることが多いのですが、どつぼにはまってしまい気がついたら2時間3時間経ってしまったりします。
これまでも、携帯電話には睡眠を阻害してしまう要素があることや、心地よい睡眠方法を紹介してきましたが、今回はその中でちょっと独特な方法をご紹介しましょう。それは視覚と嗅覚を刺激することによって快眠を得るというものです。
快適で良質な眠りを得るためには、以下の3点が大切だと言われています。
・眠り始めに深い睡眠がとれること
・睡眠中メラトニンという睡眠の質を良くするホルモンがスムーズに分泌されること
・深部体温が下がること
この必須条件に大きく関わってくるのが、眠る前に浴びる「色」だといいます。九州大学の安河内教授によると、眠る2時間前に蛍光灯の昼光色ではなく、オレンジ色の電球色を浴びることによって蛍光灯と比較して1.8倍長く深い睡眠を得ることができるという研究結果を得たそうです。
光の調節による快眠方法を以下にまとめます。
1.遅くても就寝30分前には、天井の照明をオフにする
2.夕日のようなオレンジ色の照明を目線よりも低い位置に置いて過ごす。
間接照明であることが大切。
3.強い光が自分に直接当たらないようにする。
4.テレビやパソコンのような強い刺激物はオフにする
人間は太古の昔から太陽と共に過ごしてきました。太陽が出ているときに活動し、沈むと活動を休止するという遺伝子が、自分たちの中にも息づいていることが証明されたのかもしれませんね。
【参考】日経Plus1 10月25日
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