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いびきの傾向と対策

2009/05/02 Category: ニュース

睡眠時に気になることとして「いびき」を挙げる人も多いのではないでしょうか。一緒に寝る相手がいびきをかいているのはもちろん気になることなのですが、自分が寝ている間にいつの間にかしているのは、自分では気がつきにくいものです。

体重が増えると、いびきをかきやすくなるといいます。これは、口やのどについた脂肪が気道を狭くするからで、特に日本人はもともと気道の断面積が小さいので、少し太っただけでもいびきをかきやすくなるそうです。

大いびきの後呼吸がしばらく止まる、そして再びいびきが始まる、といったことが毎晩、何回も繰り返されるようなときには、睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。

会社の先輩で、睡眠時無呼吸症候群と診断された人がいます。彼はそのために治療を行っていて器具を装着して眠りにつくのだそうです。その他、いびきによって疑うべき症状としては脳卒中などによる意識障害もあります。これによって舌がのどに落ち込んでいびきをかいてしまうのです。いびきをかくことによって眠りが浅くなってしまうと、次の日の仕事にも支障を来してしまうなど看過できない問題なのです。

そこでどのようにしたらいびきを緩和することができるのか考えてみたいと思います。

■いびき解消法
1. ダイエット
肥満気味の人は体重を減らすことが大原則です。色々なダイエット方法がありますが、無理をせずに進めないと苦しいだけになってしまいます。バナナによるダイエットは、品薄になることからなるべく避けてそれ以外で実践して下さい。

2. 眠る姿勢
眠るときの姿勢ももう一度見直してみましょう。のどが落ち込んで気道が狭くなることからいびきは起こりやすくなるので、気道を確実に確保できる姿勢であることが大切です。そのため、抱き枕などを使って横向きやうつ伏せになると、気道が広がっていびきが減るのです。抱き枕はなんでも構いませんが、萌え系キャラクターの使用はなるべく避けた方がいいかもしれません。

3. テープ
ドラッグストアで手軽に買えるものに、小鼻の皮膚に貼って鼻の穴を広げるテープがあります。よくCMでやっていますよね。始めは違和感がありますがそのうち慣れると思います。

このように、いびきを少しでも緩和することができる対策は色々あります。気になるという方はまず、専門医にアドバイスをもらって自分に一番合う方法で始めてみるのがいいと思います。一日のうち3分の1は眠っていることからも睡眠は自分たちの生活になくてはならない重要なものです。その睡眠をいかに正常にできるかが健康を保つ大きなキーポイントと言えるのです。

【参考】AllAbout 2009年4月30日


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