満員電車で座る あり得ないテクニック
軽く酔ったサラリーマンが4人。
夜も更けて、すでに日にちをまたいでしまった駅で、大声で唐突に一人の男性が他の3人に話し始めます。
「オレさ、すげー疲れてる時があって、どうしても電車で座りたくなった時があったんだ」
なるほど。自分もそんなときがあります。猛烈にお腹が痛くなって青ざめていくのが分かるほどつらいとき、もうダメだと思う寸前で耐えることができましたが、これ以上ダメなら、前に座っている人に「代わってください」と本気で言うつもりでした。きっとそうなんだろうなと思って聞いていると、とんでもない展開へ発展していきます。
「前で座って寝ている人に、『つきましたよ!』と肩をたたいたら、その人飛び起きて急いで降りていったんだ。」
まじ????
すごすぎます。この後3人は大爆笑。語った人は「いつもはそんなコトしないんだよ!その時はマジやばかったし!」と必死に弁解しますが、あまりにも酷すぎます。飛び起きた人はきっと思いっきり怒っていることでしょう。冷静に考えると、自分が降りる駅なんて見ず知らずの他人が知っているわけがないのですから騙されないと思うのですが、寝ている人は心のどこかで寝過ごすことに恐怖心を持っています。その弱みをうまく突いたといえるでしょう。自分ももし寝ていてそう言われたら、「ありがとう、親切な人」と思いながらよかったと急いで降りるでしょう。
話だけ聞くと面白いのですが、他人に迷惑をかける行為なので、決してオススメはしません。正直に代わってくださいと言いましょうね。
通勤電車で座る技術! (2005/03/23) 万 大 |
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