見るとはまるピタゴラスイッチ
皆さんは、「ピタゴラスイッチ」というNHK教育番組をご存じですか?
始めは、子供がテレビにかじりついて何を見ているのかな、くらいにしか思っていなかったのですが、見始めると結構面白いことが分かります。
番組自体は15分くらいで終わってしまうのですが、これは幼児番組の特徴ですね。これ以上長いと子供も飽きてしまうから丁度いいのかもしれません。NHK教育番組の計算され尽くしたプログラムに、ただただ驚くばかりです。
このピタゴラスイッチは主に以下のコーナーから成り立っています。
・ピタゴラ装置
・アルゴリズム行進(アルゴリズム体操)
・おとうさんスイッチ
アルゴリズム行進は、「いつもここから」という漫才コンビが登場し、ずらしながら踊っていきます。この踊りはフィリピンの刑務所でも実践されていて100人を超えて一斉に行進すると結構爽快感があります。
なぜが、出演時にはコンビ名は表記されず本名だけがテロップで表記されます。これは、「いつもここから」というコンビ名が子供に伝わりづらい、との理由からそうなったそうです。確かにここからどうなんだ?と思って、行進どころじゃない子供が続出するかもしれません。
このピタゴラスイッチのなかでなんと言っても、一番面白いのが「ピタゴラ装置」です。単純でボールを転がしてドミノのように転がって、最後はピタゴラスイッチという旗を掲げて終了というものですが、なんでも収録がOKになるのが100テイク位かかるときもあるらしく、現場には殺伐とした雰囲気が流れることもあるそうです。
でもそんなことをみじんも感じさせない優雅な動きで、芸術作品としてもいいような出来なっています。これだけを集めたDVDもあって結構売れているそうです。
ピタゴラスイッチ、この音楽がなったらぱっと気付く人は立派なファンですね。
ピタゴラ装置DVDブック1 (2006/12/01) 不明 |
ピタゴラ装置 DVDブック2 (2007/04/18) 不明 |
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