風林火山 第33回 「勘助捕らわる」
今回は、はらはらドキドキする場面がすごく多かったですね。
緒方拳さん演じる宇佐美定満は、山本勘助の素性をすべて見破っており、その上で勘助と緊張感のある駆け引きを演じます。この落ち着いていてなおかつ、ピーンと張り詰めた演技ができる役者をここに配置したのはさすがですね。全体的に今回の大河ドラマは、役者に有名人ばかりを入れるのではなく、奥の深い演技ができるすばらしい人を据えていると思います。
勘助はとらわれの身となってしまいますが、それでも親方様を信じ続け、それに晴信も応えるのです。家臣想いな親方様です。こういうことがあると、勘助も一生ついて行こうと心を新たに誓うことができるのではないでしょうか。こうなった人はかなり強いです。
長尾景虎も、勘助をうつ場面では本気でうつことはしなかったんではないでしょうか。勘助には生きて甲斐に戻らせ、越後は侵略されるのであればいつでも受けて立つということを晴信に伝えようとしていたのでしょう。
次回からは、ようやく物語ももとの甲斐の模様に移り、真田の頭脳戦が今から楽しみです。
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風林火山ですが、山本勘助(内野聖陽)は宇佐美定満(緒形拳)に正体見破られてしまいます。結局、勘助は有名人だったようで間者には向かないわけです。長尾景虎(Gackt・ガクト)が勘助を宇佐美に預けたのは深い意味があるようです。(風林火山、第33話・勘助捕らわ
コメント by 一言居士!スペードのAの放埓手記 | 2007/08/19 22:58
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最後の場面はもう少し早く助けに来てくれればいいのに
ドキドキしてしまいました
しばらく越後ストーリーが続きましたが、来週からいったん甲斐・信濃ストーリーに戻るようですね
コメント by Hiro | 2007/08/20 00:24