あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



冷たいものを食べたときになる「キーン」の理由

2011年7月 05日 By: rainbow Category: ヘルスケア No Comments →

毎日暑い日が続きますが、そんな日に食べたくなるのがかき氷やアイスクリームではないでしょうか。ある休日に喫茶店で涼んでいると、若い男性が一人で山盛りのかき氷をほおばっているのをみて、どうしても自分もほしくなって注文したこともありました。誰かがおいしそうに食べているものほど、ものすごく魅力的に見えてしまうものなのかもしれません。

そんな冷たいものをすごい勢いで食べると、頭が「キーン」と痛くなるのを経験したことがある人も多いのではないでしょうか。わかってはいるのですがいつもなってしまうあの頭痛、いったいどうしてなるのでしょうか。
実はこの頭痛には、「アイスクリーム頭痛」という医学的な正式名称まであるといいます。アイスクリーム頭痛に関する研究は意外と多いのですが、なにしろ発生時間が数分と短いためになかなか研究が進まないのだそうです。頭痛の起きるメカニズムには2種類の説があり、現在ではいずれも正しいと考えられています。

◆説1 関連痛

冷たいものを一気に食べると、雪や氷水に長時間触れた指先が痛くなるのとと同じように痛みの受容体が刺激されます。これは、冷たさによる刺激が強すぎて、三叉神経から脳への感覚信号の伝達が混乱し冷たさを痛みとして錯覚してしまうからだとされています。

◆説2 炎症説

急激に冷えた口内を温めるために、血の量を増やすために太くなった頭の血管に一時的な炎症が起きるといわれています。

また、アイスクリーム頭痛は片頭痛もちの人が多くなるという報告もあります。片頭痛のない人は3割の確率でで起こるのに対し、片頭痛のある人では7割に起こるというのです。自分も片頭痛もちなのでアイスクリーム頭痛には気をつけるとともに、このアイスクリーム頭痛の研究が発展することによって、片頭痛のメカニズムも解明されるといいなと思っています。

いずれにしても、アイスクリーム頭痛は「暑い場所で」「急激に」食べることが発生の主な要因なので、「キーン」が苦手な人は少しずつ食べるしか手はなさそうです。

【参考】ガジェット通信 http://getnews.jp/archives/127030

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6年ぶりのインフルエンザ感染

2011年3月 09日 By: rainbow Category: ヘルスケア No Comments →

そろそろ暖かくなってきたと思ったら急にものすごく寒くなった3月のある日のことでした。朝から出張で会社に戻ってはまた寒い外に出る必要があり、ビル風に完全にknockoutされてヘロヘロになりながら家に帰り、寒かっただけだと思ってすぐに布団に20時頃に入って眠ります。

ふと目が覚めたのは夜中の12時。気がつくとものすごく体が熱くなっていることに気がつきます。これまで体調が悪く例のウィルス性の病気かなと疑っては医者で「こんなんで来る必要ない」と言われんばかりだったのに、今回はなぜか確信がありました。「あぁ、自分はインフルエンザになってしまったかもしれないなぁ」と。

朝になり、会社にお休みの連絡をして医者に行って、鼻をぐりぐりするチェッカーを実施して診断されたのは、「A型のインフルエンザ」でした。実に6年ぶりの再開です。久しぶりだったね、インフルエンザ君。

家に帰り感染する可能性のある奥さんと子供を避難させ、自分はひとりぼっちの隔離生活に突入することになります。6年前につらかったのはインフルエンザそのものの症状ではなく、タミフルを飲んだことによる異常行動、ではなく胃痛でした。ずっと胃を抱えてもだえたものでした。それを思いだし、医者にはタミフルは嫌だと子供のようにだだをこね、タミフルではない薬を入手することに成功します。時代は変わったんだと実感しました。

そこでもらったのは、リレンザでもなくイナビルという吸入型の薬でした。この薬の凄いところは、期間中1回だけ自分で吸入するだけでいいということで、インフルエンザウィルスの増殖を抑えることができるという優れもの。早速家で吸ってみることにします。まずはトントンと粉を底に集め、横にスライドさせます。すると粉が入ったところが出てくるのでそれを吸入口から吸うのです。1本に2つのスライドが付いているので、もう1回同様に行ないます。これを2本分繰り返すのです。手順はこれだけ。実に簡単で、逆に本当に効いてくれるのか不安になるほど。

イナビルは、のどの炎症が進んでしまったりすると吸えないので使えないそうですが、早期であれば効き目はかなりあるとのこと。リレンザがよく使われていましたが、毎日吸入する必要がある事から、イナビルの方が利便性が高いのです。その後の状況も酷くなることなく、副作用もなくインフルエンザでの悩みはほとんどありませんでした。

逆に自分を苦しめたのは、またもやインフルエンザそのものではないものだったのです。それは偏頭痛。自分は頭痛持ちなのですが、しっかり寝る必要があるので寝て、そして起きたら偏頭痛で気持ち悪くなるしガンガン頭が痛いし最悪な状態でした。下手にうたた寝をすることすらできません。偏頭痛薬として利用しているゾーミッグが大活躍しました。これ、1個がすごく高いのですが、もはやそのようなことを言っている余裕はありません。

インフルエンザが治ったときに、もう二度と嫌だと思ったのはインフルエンザではなく偏頭痛でした。これを永久に撃退すべく医者に相談し、処置を行なってもらいました。これが無くなれば、日曜もゆっくりと眠れるかもしれません。(子供がそうはさせてくれませんが・・・)

今回、うまく土日を挟んだため仕事への影響は最小限に抑えることができましたが、インフルエンザにかかると自分がつらいだけでなく、多くの人に迷惑を掛けてしまうことを実感しました。ウィルスにかかるのはやむを得ないとしても、それにしっかりとした対策を施し、体調管理を行なうのは最低限のマナーであると痛感させられます。来年からは必ずワクチンを投与し、体を少しでも鍛え周囲に迷惑をなるべくかけないよう体調管理を徹底していきたいと思います。

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頭痛のセルフケア

2011年2月 08日 By: rainbow Category: ヘルスケア No Comments →

日本人の5人に一人は何らかの慢性頭痛を持っているといいます。自分もその一人で、仕事中の夕方、うたた寝してしまった後、休日の朝などに頭痛を感じ我慢しているとどんどん痛みが強くなって吐き気などもするようになります。せっかくの休みの日にそうなってしまうと楽しさが消えてしまうので、最近ではトリプタン系のゾーミッグという薬を飲むようにしています。飲んだ後30分程度でものすごい効果を発揮し、嘘のように頭痛がひいていきます。

慢性頭痛には、「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」の3種類が存在しているのは以前も紹介しましたが、薬に頼らずにそれぞれセルフケアできることをとある記事で見つけたので紹介したいと思います。

◆緊張型頭痛のセルフケア
頭痛の原因の7割から8割を占め日本人の約2000万人がこれにあたるといいます。後頭部から首筋を中心とした頭全体に締め付けられるような痛みが長時間続くんのが特徴です。原因は、頭や首の筋肉が収縮してしまい血流が悪くなっていることにあるので、これを和らげることがポイントとなります。以下にその対処方法を示します。

・体を動かす
 -腕振り体操:頭を動かさずに腕を左右に振ります。
 -スットン体操:両肩をすくめるように上げ、そこから一気に力を落とします。
 -ヒジテツ体操:肘を曲げたまま肘を背中に持っていきます。
 これらを1回に1分から3分程度で、1日に何回かやるといいでしょう。

・リラックス
 -入浴:肩や首を十分に温めます。
 -単純作業:ジグソーパズルや写経など

・腹式呼吸
 寝る前にやるとよく眠れます。

上記のような体操などをしても効果がない、もしくは逆にもっと酷くなってしまう場合にはすぐに辞めて、片頭痛を疑います。以下にその片頭痛の対策について示します。

◆片頭痛のセルフケア
日本人の840万人がこれに当たり、比較的女性に多いといいます。ズキンズキンと脈打つような痛みが、発作的にこめかみから目のあたりに走り、吐き気なども誘発します。原因は、セロトニンという脳内物質が何らかの「刺激」によって大量に放出されることにより結果的に脳の血管が膨張して神経が圧迫されることにあるので、セロトニンを放出する刺激を与えないことが対策となります。以下にその対処方法を示します。

・静かな部屋で安静
 体を動かすと血流が多くなって痛みが増すので、静かにします。

・痛む場所を冷やす
 冷やすことで、膨張した血管を収縮させ痛みを和らげます。

・頭痛記録をつける
 行動や食べたものを記録することで、自分の刺激物質が何かを探ります。

・飴をなめる
 片頭痛の原因の1つである低血糖を防ぎます。糖分の入った冷たいものが効果的です。

・こまめに休憩
 ストレスをためないようにします。

・光と音を遮断
 サングラスや耳栓を使って、刺激を受けないようにします。

上記の中で頭痛記録とありますが、片頭痛を誘発しやすい食べ物として、チーズ、スナック類、ワイン、ビールなどがあるのですが、個人差もあり人によって何がトリガーになっているのかは千差万別なので、把握することから始まるのです。

薬も効果が大きいのですが、体に与える負担がどうしても気になりますし、できるなら飲まずになおしたいというのが本心でしょう。そんなときに手軽にできる運動や取り組みからそれを実現できる可能性があるのなら、やってみる価値があるのではないでしょうか。自分も早速始めてみたいと思います。

【参考】日経Plus1 2011/02/05

頭痛外来へようこそ 頭痛外来へようこそ
(2005/10)
清水 俊彦

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