あしたまにあーな

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あしたまにあーな > 長澤まさみ


真田丸 第17回「再会」

2016年5月 01日 By: rainbow Category: 2016年_真田丸 No Comments →

今回は実に多くの場面で笑わせていただきました。今回は再会というタイトルが付いていますが、これまでに無いほどの三谷さんの世界をこれでもかというくらいに見ることができる内容となりました。その演出になくてはならないのが、秀吉を演じる小日向文世さんでしょう。

軽いノリで次々と人心を掌握していくのですが、その一つ一つの場面がユーモアに溢れています。例えば、家康と会うことになり、どうしても固まってしまうという秀吉は信繁に家康との場をセッティングするように依頼する時のノリ。さらに、かなり有名な場面である猿芝居の場面。こういった一つ一つに秀吉を利用した三谷ワールドが展開されています。

さらに、今回は今までに無いほどのユーモアセンスに溢れていたのが、周囲の人々も同じように笑いを取ろうとする場面があったことでしょう。例えば、出雲の阿国がきりに踊りのセンスがあるのではと、一回転させるのですが勘違いであったという場面などが挙げられます。とかく単調になりがちで前回まで上田の時のような迫力が欠けていて残念な気持ちだったのが、こうした演出を取り入れることによって、違った楽しみ方を提供してくれる感じがして、にやにやしながら物語に引き込まれていきました。

次回は、とうとう昌幸も上洛することになりそうです。なにやら残念そうな雰囲気ではありますが、そこはただでは起きない真田なので、楽しみにしたいと思います。

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真田丸 第16回「表裏」

2016年4月 24日 By: rainbow Category: 2016年_真田丸 No Comments →

上杉が徳川が攻めてきた際には真田に味方しないことを秀吉に約束させられた後、信繁の知らない間に越後に帰ってしまいます。この段階はもはや信繁は上杉の人質ではなくなり秀吉の家臣となるしか選択肢はない状況でした。真田家のためを思えば秀吉の動きを上田に伝えることができると思い直し、馬廻衆として働くことになります。しかし、実際には文を書いて送った途端に三成から返却されるという謎の検閲システムによって自由な動きを制限されることになるのは想定外だったでしょう。

さらに茶々に気に入られてしまって身の危険を感じながらも業務を遂行していくのですが、馬廻衆の中でも筆頭の平野長泰からは変な気を使われる始末。といいつつ平野も常にするめをしゃぶりながらまったりと仕事をしていて芸能ネタにばかり興味を持つオヤジ的な感じで描かれており、この先大きな出番もなさそうです。馬廻衆の面々もなかなか面白いメンバーが揃っているので、今後も要注意です。

周囲に目を向けると、家康が秀吉の顔色をうかがいながら真田攻めの許可を求め、それに信繁の意見を聞きながらYESの回答をする秀吉。次回は大きな戦に向かって話が進んでいくものとみられますが、今回徳川家でクローズアップされたのが平八郎の娘である稲。明らかになんらかのフラグであることは間違いないですが、今はあまり深く考えずに温かく見守ることにします。

◆真田丸紀行◆
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真田丸 第15回「秀吉」

2016年4月 17日 By: rainbow Category: 2016年_真田丸 No Comments →

物語は秀吉を中心とした世界の中を進むことになります。前回も感じたのですが、この物語の楽しさの半分は昌幸が織りなす次の展開へのわくわく感と、その結果真田が見事に困難を乗り越えていく姿にあったのだなと思います。

その中で、今回も昌幸の登場シーンはじっと待つのみで、ほとんど出番がありませんでした。結果として、これまで何回も見てきたような秀吉、茶々、ねね、石田三成、千利休、その他の秀吉と関連の深い武将たちの紹介シーンに終始していたような気がします。

次回からは家康が真田に向けて攻めてくるものとみられますが、その際に上杉の援軍がない真田がどのようにこの困難を乗り越えていくのか、それを楽しみしたいと思います。

◆真田丸紀行◆
滋賀県長浜市
 - 小谷城 大広間跡

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