あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



子供や部下が動く魔法の言葉

2013年3月 31日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

自分が子供の頃、親から言われて嫌だった言葉のひとつに「勉強しなさい」があります。「分かってるよ」と言いつつもなかなか動こうとしない自分に親はさぞかしいらだちを感じたことでしょう。時は経ち、自分たちが親になり、同じように子供に対して同じ言葉をかけたら、きっと同じことになるでしょう。まだ勉強が嫌になるような歳ではありませんが、その時に自分たちはどういう言葉をかけてあげたらいいのでしょうか。

それに対して、コピーライターの佐々木圭一さんのアドバイスによると、勉強嫌いの子どもに勉強させるときに、やりたいと思わせるよう伝えればいいといいます。子どもが勉強をしてしまう、魔法のコトバ、それが 「いっしょに勉強しよう」です。

リビングルームなどで子供が勉強をしている間、自分は好きな本を読んだり資格試験の勉強をしたりして、真剣に一緒に時を過ごすのです。人は本能的に、誰かといっしょに何かをやりたいという欲求を持っており、それを上手く利用することによって、同じ言葉でも最大限の効果を発揮させることができるのです。

これは、職場環境においても言えることだと思います。部下に対して何かをお願いしなければならないとき。上から目線で「やっといて」というのは、反発心を同時に生んでしまいます。それに対して「一緒にやってみようか」といって、自分も手伝ったり、一緒の時間に別なことを同じ環境下でやってみることによって、受け入れられやすくなるのではないでしょうか。

言葉というものは、簡単なようでいて本当に難しいアイテムです。言い方やニュアンスで効果はまるっきり変わってきてしまうことを自分たちは常日頃人からの言動で知っているはずなのに、自分が話す際にはあまり考えずに話してしまいます。相手からこうされたら自分なら自然にやってしまうな、という言動を意識して見つけてみるのも面白いかもしれません。

【参考】ダイヤモンド・オンライン http://diamond.jp/articles/-/33751

伝え方が9割 伝え方が9割
(2013/03/11)
佐々木 圭一

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よく使う職場での「オトナ語」

2012年4月 28日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

言葉というものは、場所や集まった人によって自由自在に変わり、その中にいる人にしか通じることのない独特な世界を構築したりします。その代表例が方言でしょう。その地域でしか話さないような言葉は地域性にあふれていてその言葉を自由に操ることができるのは素敵なことだと思います。

そんな言葉ですが、ある調査によると職場でしか使わない言葉という言葉もあるといい、それらを「オトナ語」と呼ぶそうです。さらに、調査の中では、会社員の4割近くがオトナ語力を社会人に必要なスキルだと考えているというのですから、ビジネスパーソンにとって、「オトナ語」を身につけるのは必要事項となっているのです。

そこで、今回は、ライフネット生命保険が会社勤めをしている20歳から49歳の男女1000人を対象にアンケート結果を基に職場で使われているオトナ語を紹介したいと思います。どのくらい分かるか試しながら見てみるのも面白いのではないでしょうか。

・オファー(する)
・プロパー(社員)
・ペイ(する)
・ペンディング
・NR(ノーリターン)
・ゼロベース
・ウィン・ウィン
・リソース
・リスケ
・スキーム
・アサイン

・午後イチ
・ぜんぜんOK
・たたき台
・昨日の今日(では難しい)
・ポシャる
・落としどころ
・そもそも論
・なるはや
・てれこ

この20個の言葉は、いずれも職場で話をしていると必ず登場する言葉であり、何の違和感も感じずに利用しています。例えば、「その作業、いったんペンディングしてもう一度ゼロベースで考えてみよう」とか「なるはやでやりたいから、午後いちで意識あわせしましょう」など、当たり前のように組み合わせ使っています。

さらに、ここにはないのですが、「サチル」「線表」といった独特の言葉もあり、外部から来た人がよく分からない状況になっているのを目にすると、わかりやすい表現で話すようにしようと思うのですが、あまりにも普通に使いすぎているので、慣れてしまい言葉の代替を選ぶことが難しかったりもします。ちなみに、「サチル」とは、ある限界レベルを超えてしまった様子を示していて、「線表」とはスケジュール表のことを示します。

これらのオトナ語を使いこなせるからといって、その人が優秀だというわけではなく、周囲は自然にこれらの言葉を使って指示出しをしてくるので、的確に把握するためにも必須なのです。こういう言葉を使う人は、「その言葉の意味を教えてください」と聞き返されると、面倒に感じてしまう人が多いものであり、自力で学習するしかないのが現状なので、一つ一つ覚えて行ければいいと思います。

【参考】ライフネット証券 http://www.lifenet-seimei.co.jp/newsrelease/2012/4042.html

オトナ語の謎。 (新潮文庫) オトナ語の謎。 (新潮文庫)
(2005/03/29)
糸井 重里、ほぼ日刊イトイ新聞 他

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お話ができるように

2011年12月 24日 By: rainbow Category: 子育て No Comments →

下の子供が日に日に重くなるのが分かり、しばらく抱っこしているだけでずいぶんで手が痛くなってきました。といいながらも上の子供を抱っこすることもあり、ものすごくつらいのですが何とかやってしまうことから、気持ちと覚悟の問題なのかなとも感じています。

そんな子供ですが、最近下の子供がよく話してくれるようになりました。話してくれるだけでなく、ゲラゲラと笑ってくれたり、ニコニコしてくれたりします。この笑顔って、ものすごい効力があるもので、すごく疲れていたり、大変なことがあったとしても、その一瞬はすべて吹き飛んでしまうものなのです。

笑ってくれたり、話してくれたりするのには、ある特殊な条件のなかで実現させることができます。まず自分がソファーの上で体育座りのようになり、その上に赤ちゃんを乗せます。ちょうど膝で山を作ったところに乗せてあげると、赤ちゃんの目と自分の目が同じくらいの高さになり、見つめ合うことができます。

ここで、じっと見つめたり、「うくんうくん」と赤ちゃんのまねをしたり、変な顔をすることによって、のどがかれるくらい笑い転げるのです。そんなに笑ってくれるので、もっともっとやりたくなってしまうのです。笑いにどん欲になるとでも言いましょうか、笑ってくれないとものすごく不安になります。まるでお笑い芸人にでもなった気分です。

こうして接することによって、コミュニケーションを取ることの大切さを改めて感じさせてくれます。上の子供のこともケアしながら、なるべくこうやって接してあげられるように常に心の片隅に刻んでおきたいと思います。言葉を話すようになった時、始めにどんな言葉を話すか、今から楽しみです。