あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



環境省が推奨する驚きの「超」クールビズ

2011年5月 13日 By: rainbow Category: 環境問題 No Comments →

この夏は、先の震災によって日本全国で電力が不足することが予想されています。特に企業では、今まで以上の節電が求められるようになり、自分の会社でも蛍光灯の本数が減らされたり、空調温度が28度と設定を上げたりして、少しでも電力を減らそうと努力しています。

社員としても、少しでも協力できるならと率先して電気を消したり、パソコンを省電力モードにしたりしているのですが、昨年の猛暑のことを思うと、今年の夏に向けて大丈夫なのか不安の声をよく聞きます。

昨年は室温の設定を27度にしていたのですが、パソコンから出る熱風や西日によって室温は30度を超える状況に。さすがにそこまで行くと頭がぼーっとしてきて休憩せざるをえなかったのですが、今年はより一層の努力が求められるのです。

そんなサラリーマンの苦労に配慮して頂いたのかどうかは分かりませんが、環境省が素敵な発表を行ないました。それはノーネクタイや半袖シャツなどで過ごす従来の「クールビズ」よりも、夏の軽装化にさらに踏み込んだ「スーパークールビズ」の普及啓発を6月から強化するというもの。

これだけではよく分かりませんが、ネーミングだけみるとワクワクしてきます。

なんかすごい活動なんだろうと予測するのに十分な名前です。クールビズとはご存じの通りネクタイを外し、通気性のよいYシャツやスーツを着ようというものですが、それ以上に涼しくなる格好とは何だろう、そんな妄想が広がります。

スーパークールビズでは、昨年までのクールビズであまり一般的に認められなかった、もしくは一般的ではなかった

ポロシャツ

アロハシャツ

かりゆし

を、今年からはOKにしようというのです。

さらにサンダルや無地のTシャツも執務室内であればOKで、ジーンズも破れてだらしないものでなく節度ある着用であれば問題ないというカジュアル色が一層濃くなった形となります。

ポロシャツは、今までもカジュアル服を着てくる社員の中にはいましたが、さすがにアロハシャツはいませんでした。問題ないといわれても、家にアロハシャツがあるという人は少ないでしょう。

また、その格好で満員電車に乗って会社に来る勇気も今のところ自分にはありません。今後それが当たり前に世界が来るのかもしれませんが、当分はこそりと周囲の状況を確認し、みんなの動向を見守ることになりそうです。

【参考】環境省 http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=13775

猛暑でエコの気持ちが折れそうな方へ

2010年8月 11日 By: rainbow Category: 環境問題 No Comments →

今年は例年になく猛暑の日が続いています。これも地球温暖化がもたらしたものともいえるのですが、その原因を絶とうと様々なエコ活動をしている人も多いのではないでしょうか。例えばエアコンの温度を上げたり、なるべくレジ袋をなくしたりコツコツとつけていることと思います。

しかし、この暑さでは冷房をなるべくつけないで扇風機にしたとしても、暖かい空気をかき混ぜているだけで一向に涼しさを感じることができないばかりでなく、イライラが募り会社では生産性が落ちてしまうといった弊害も少なからずあると思います。以前自分の会社で西日によって室温が30度を超えてしまったときには、さすがに仕事に集中することができずに、涼しい場所に移動したくなったものです。

そんな猛暑によってエコ活動自体に嫌気が生じてしまっている状況を日本経済新聞では「エコ疲れ」として、エコ疲れを防ぐための5か条を紹介しています。これを見ながら、上手なエコ活動を模索してみたいと思います。

<エコ疲れを防ぐ5か条>
1. 我慢はしない。肩の力を抜いて「無駄を省く」くらいの気持ちで
2. 子供の夏休みの宿題にするなど、家族みんなで取り組む
3. 環境家計簿などを使い、効果を実感する
4. 省エネで浮いたお金で、スイーツなど自分へのご褒美を買う
5. 「地球のため」と考えるとイメージがわかないことも。子供や孫の顔を思い浮かべてみる

この中で根本的な解決になっていないものもありますが、絶対にそうしなければならないという無理をすることによって、その反発で嫌だと思う気持ちも芽生えてしまいがちになってしまうので、気楽な気持ちで楽しむことことが一番大切だと思います。

また、早寝早起きも併せて記事の中で勧めています。夜早く寝ることで電気代を節約し、朝早く起きることによって健康にいいということから、比較的柔軟な発想の環境省が「朝チャレ!」と題した事業まで推進しているのです。

ちなみに環境省によると、家庭で1日1時間だけ夜の電気使用を減らした場合のCO2削減効果は1世帯当たり・年間で以下のようになると試算しています。

・照明の使用時間を短縮した場合
 - 照明のCO2排出量:約85kg

・エアコンの使用時間を短縮した場合
 - 年間CO2削減量:約58kg

・テレビの使用時間を短縮した場合
 - 削減量:約165kg

大切なことは、その行動が習慣化してエコや地球環境のことを意識しなくても自然にすることができるようになることだと思います。今は、無理がある部分もありますが、自分の活動が目に見えて効果を発揮されたとき、それが楽しみに変わりいつかは習慣となっていくといいと感じています。

【参考】
・日本経済新聞 2010/08/11
・環境省 http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=12611

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「ウォームビズ絶滅の危機」の要因は?

2010年1月 30日 By: rainbow Category: 環境問題 No Comments →

2005年に環境省がクールビズの秋冬版として発表した「ウォーム・ビズ」は、室温を20度前後に設定し、それによって感じる肌寒さを暖かい服装によってカバーする活動です。活動の開始から5年近くを迎え企業の認知度は確実に高まり、実際に室温を20度に設定しているという企業の割合も昨年度は56%と伸びつつあることが分かります。(チームマイナス6%のwebページより)

しかし、企業の活動が活発になりウォーム・ビズ活動に参加している企業が増えているにも関わらず、ウォーム・ビズ用の衣類として期待されていたセーターやベストといった衣類の販売商戦は消えかかっているというのです。クール・ビズ関連商品の売り上げとは対照的にウォーム・ビズ関連商品の売れ行きが悪くなっている背景としてその認知度以上にある商品の爆発的な売れ行きが影響を及ぼしていたのです。

それが、ユニクロの「ヒートテック」を代表とする発熱・保湿下着の登場です。昨年はユニクロのヒートテックは販売開始から手に入りにくい状況が続き、希望する消費者に行き渡ることがなかったため顕在化しませんでしたが、今年はその販売量が激増し、需要を満足するだけの供給を行っただけでなく、ヒートテックの関連商品も下着メーカーやスーパーのプライベートブランドとして、多くの製品が世に出回りました。その結果上位5社で発売する保温下着だけで6400万枚もの販売量を今年見込んでいます。

これらの機能性下着の多くが2000円以下で購入することができる安価な価格であることや、1枚着ていればその上にさらにセーターやベストといった衣類を着込まなくても十分温かいという機能性から、本来ウォーム・ビズ商品として期待されたセーターやベストの売れ行きが大幅に下がってしまったのです。一部セーターやベストと機能性下着を共に扱っているところは売り上げとしては一長一短ですが、多くのアパレルメーカーウォーム・ビズの恩恵を受けることなく厳しい戦いを強いられているのが現状です。

こういった動きも本来のウォーム・ビズ活動として考えてみると大成功といえると思います。消費者はより安く温かい商品でかつファッション性に優れるものを探し求めています。自分の会社ではスーツにYシャツでなければならないというものはなく比較的自由な服装ですが、なかにはセーターを着るのに抵抗を感じてしまう人もいるでしょう。そういった人にとっても機能性下着であれば暖かさを感じつつも見た目はいつもと同じなので抵抗は少ないでしょう。そういったサラリーマン心理も生じているのかもしれません。

こういった流れに対してウォーム・ビズそのものの運動を鈍化させてしまうのではなく、新しい需要であると気持ちを切り替えて消費者の目に立った新たなウォーム・ビズ商品の開発をアパレルメーカーには期待したいと思います。

【参考】日本経済新聞 2010/01/29


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