あしたまにあーな

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西郷どん 第31回「龍馬との約束」

2018年8月 26日 By: rainbow Category: 2018年_西郷どん No Comments →

いよいよ本格的に表舞台に登場してきた坂本龍馬。演じる小栗旬さんも自由奔放な雰囲気をうまく表現しています。そんな龍馬を西郷家へ招いた吉之助は今後の日本の姿を熱く語り、龍馬もそんな吉之助の人柄に惚れ込みます。基本的に関わる人はみんな吉之助にプラスイメージをもっていくんですよね。龍馬も吉之助が考える長州と手を組むことに対して自分なりに協力出来ることがあると踏み、その下準備をしていくことになります。

しかし、今回はここからボタンの掛け違えが発生してしまいます。長州で桂と会う予定であった吉之助は別の用事で京へ向かう必要がありました。その代わり同じ薩摩の藩士を代役として向かわせる予定だったのですが、実際にはその藩士は長州に向かうことなく、桂からしたら完全なドタキャン状態でした。プライドがものを言う武士の世界において、これはなによりの屈辱であったことでしょう。

これによって、長州と薩摩が手を組むという状況は非常に厳しいものになります。歴史の中では、薩長同盟は成立するのですが、この時の吉之助としては後悔の念から生きた心地がしなかったと思います。きっと後でリカバリーをしてくれるものとは思いますが・・・

慶喜との関係も完全にオワコン状態にある中、薩長がいかに手を組んで幕府と対峙していくのか、次回を楽しみにしたいと思います。

■紀行■
・鹿児島県鹿児島市
 西郷南洲翁(なんしゅうおう)宅地跡
 JR「鹿児島中央」下車 徒歩5分

・長崎県長崎市
 亀山社中跡
 長崎電鉄「新大工町」下車 徒歩15分


NHK大河ドラマ「西郷どん」オリジナル・サウンドトラックI 音楽:富貴晴美

西郷どん 第30回「怪人 岩倉具視」

2018年8月 12日 By: rainbow Category: 2018年_西郷どん No Comments →

今回はなんと言っても岩倉具視オンステージでしょう。笑福亭鶴瓶さんが演じる岩倉具視はこれまでのイメージを完全に覆すいい意味でのおじさんでした。かつては和宮と将軍徳川家茂の縁談を見事にまとめあげたというその手腕は完全に見る影もなく、蟄居生活が続いていました。

その岩倉に対して切り込んでいったのが吉之助でした。本音がどこにあるのか謎なところも多い言動を繰り返す岩倉に対して、丁半ばくちの代償で御庭番として働くことで返済していた吉之助は、岩倉の家の中で自分のめざす日本の姿と完全にかぶるような思想を持っており、まだ表舞台にのぼる野望を持っていることを知ります。

その吉之助とは対照的に一蔵は、金銭的に返済を行い薩摩と岩倉の関係を終わらせようとしていました。ちょうどその時、吉之助は薩摩藩士と岩倉具視の子供を引き連れてその知識を教えて欲しいとやってきます。

一蔵と吉之助は、最後に無言で頷きあっている様子を見て取ることが出来ますが、完全に狙ってこのような動きをしているのだとしたら驚きです。途中まで一蔵は吉之助がやってきたときも驚きをみせていただけに、この2人の関係と、演出として2人をどのように見せていきたいのかが分かりづらい場面だったなと思います。

さて次回は、吉之助、龍馬、桂といった役者が徐々に揃ってきて、なじみ深い幕末の世の中が繰り広げられていきそうなので、楽しみにしたいと思います。

■紀行■
・京都府京都市
 岩倉具視幽棲(ゆうせい)旧宅
 地下鉄烏丸線「国際会館」からバス「岩倉実相院」下車 徒歩3分


NHK大河ドラマ「西郷どん」オリジナル・サウンドトラックI 音楽:富貴晴美

西郷どん 第29回「三度目の結婚」

2018年8月 05日 By: rainbow Category: 2018年_西郷どん No Comments →

今回は吉之助の薩摩帰郷での物語。よそよそしいながらも国父である久光からお褒めの言葉をあずかり薩摩の中での存在感は確実に増していく吉之助の身に差し迫っていたのは嫁取り問題でした。

吉之助としては一度目の結婚で妻と離縁し、二度目の結婚では島に妻と子供を残していたため、かなり消極的になっていたのですが、周囲が強く迫るようになったため、今回の物語の半分くらいはその問題となりました。

その吉之助の相手として矛先が向かったのが糸でした。言わずもがなの幼なじみであり気心、演出的な事前フラグもバッチリの糸ですが、初めは頑なに吉之助との縁談を断ります。初めは静観していた吉之助もとうとう、糸のもとを訪れて求婚するのですが、ここでもごめんなさい。。。

その後糸が出張していく吉之助に追いつきOKの返事をするというドラマ的には劇的な結末を迎えます。めでたしですね。

そんな吉之助ですが、政治の世界では幕府を倒して新しい世の中をつくろうとする決意を持っていて一蔵に相談するのですが、難色を示されます。今後この動きを誰と加速していくのか楽しみにしたいと思います。

■紀行■
・鹿児島県姶良市
 平松城跡
 JR「重富」下車 徒歩20分

・鹿児島県鹿児島市
 鶴丸城二之丸跡
 JR「鹿児島中央」からバス「天文館」下車 徒歩10分


NHK大河ドラマ「西郷どん」オリジナル・サウンドトラックI 音楽:富貴晴美