あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



自分に残された時間はどのくらいか

2011年12月 14日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

(80 – 35)×365×(24 – 7)= 279,225

この数字は、現在35歳の男性が平均寿命の80歳まで生きるとしたときの、残された時間を意味しています。はじめの()は余命が45年であることを示し、次の()は毎日7時間の睡眠時間があると仮定した場合の起きている時間を示します。ざっくり残された時間は28万時間であるということをこの式は教えてくれています。

この残された時間を長いと考えるか短いと考えるかは人にとって違いがあるでしょう。例えば、週末が近くなると「もう金曜日か、1週間は早いな」と感じるとすれば、それは119時間があっという間に過ぎたということになります。同じように誕生日や年末を迎えるたびに「もう1年経ってしまったのか」としみじみ実感するのなら、6,205時間もやはりあっという間であるといえるのです。

こうして考えると、人生の残り時間は以下の式によって表すことができます。

あなたの人生の残り時間=(平均寿命 – あなたの現在の年齢)×365×(24 – 睡眠時間)

しかし、睡眠時間を除いた時間がすべて自由に使えるというわけではありません。仕事をしていたり、家事をしていたりして自分にとって自由に使える時間はもっともっと少ないのです。仮に、通勤、仕事、家事といった時間を活動時間として、1日に10時間あると仮定すると、人生の残り時間計算式は以下のように修正されます。

あなたの人生の残り時間=(平均寿命 – あなたの現在の年齢)×365×(24 – 睡眠時間 – 活動時間)

その上で、人生の残り時間を現在35歳の人で当てはめてみると、114,975という数字になります。11万5千時間が自分が好きに使うことができる時間ということになるのです。この中では、残業をして時間を使っても構いませんし、飲み会に参加しても、映画を観ても、読書をしても、勉強をしても構いません。

人生の残り時間は刻一刻となくなっていきます。すべてのことをやるほど残り時間はありません。自分にとって一番やりたいことは何かを優先順位をつけて、その中で限られた時間をどのように過ごしたいのか、生きた証をどのように残していくのかを考えるきっかけとしたいものです。

【参考】DIAMOND ONLINE http://diamond.jp/articles/-/15076

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遅刻をしないためにできること

2011年4月 07日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

新年度を迎え、気持ちも新たに職場や学校に向かおうと思っているのに、始めの週からいきなり遅刻をするという厳しい状況に陥ってしまってしまっているという人も多いのではないでしょうか。やる気はあるのに遅刻をしたということだけで周囲からのイメージはがくんと下がり、リカバリーするのに多くの時間を要することになってしまいます。

気持ちもずっと張り詰めていて疲れているので朝がなかなか起きられないとは思いますが、ここはぐっとがんばり遅刻癖にならないように努力する必要があります。ただ遅刻癖をなおせと言われても非常に困ると思うので、ここでは遅刻癖をなおすことができるととあるサイトで紹介されている3つの方法についてみたいと思います。

◆とにかく「早起き」
当たり前ですが、早く起きて出かけることができれば遅刻なんてしなくて済みます。しかしなかなかそれができません。前日に目覚まし時計を仕掛けているにも関わらず朝気づいてみると止まっている、なんてこともありがちです。

しかし止まっているのは自分が止めたからに他なりません。じりじりと鳴っている時計を止めて、「もうちょっとだけ」「寒くて起きられない」と二度寝をしてしまっているのではないでしょうか。

であれば、その要因となるものを潰していけばいいのです。目覚まし時計を止めてしまうのであれば、それを遠くに置くことによって起きざるを得ない状況を作り出します。また、寒いのであればタイマーを使って朝の時間に部屋が暖かくなるようにすればいいのです。これらを急に変えようとするのではなく、少しずつ体が慣れるように変えていけばいいのです。

◆朝の「ロスタイム」をなくす
上記のように起きることができました。次にするのは身支度でしょう。十分時間があったのに出かけるときには、ギリギリになってしまうのであれば、身支度時間の中に無駄なロスタイムがあるはずです。そういったロスタイムをなくすためにはいくつかの工夫が必要になります。以下にその例を示します。

・朝食、着替え、メイクなどはできるだけ同じ場所で行い移動時間を減らす。
・次の日に着る服の用意、朝食の下準備など、前もってできることは前日に済ませる。
・朝食時やメイク時に使うものは、バスケットなどにひとまとめにしておく。
・時間的に厳しいようであれば、優先順位の低いことは省略する。

◆毎日の行動にかかる時間を計ってみる
このように時間感覚を養うためには朝だけでなく、日常生活でも時間を意識することが大切です。自分がやっていることがどのくらい時間が掛かっているのか計ってみるといいでしょう。家事や買い物、会議や資料作成、勉強などに掛かる時間を数値で把握することによって、改善できるところが見えてくるはずです。

早起きが厳しいというのであれば、時間が掛かっているものを見つけ、その時間を短くできないか考えてみるといいでしょう。思いの外時間というものは短く、あっという間に過ぎ去っていってしまうので、落ち着いて効率的に時間を使えるようになれれば、気持ちのいい朝を迎えることができ、精神的にも最高の1日を迎えることができるのだと思います。

【参考】はてなブックマークニュース
http://b.hatena.ne.jp/articles/201104/2805

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大人になるにつれ時間は短く

2009年10月 18日 By: rainbow Category: 日記 No Comments →

子供の頃、学校にいると1時間が長く感じることがありました。次第に年齢を重ね、子供が生まれてから子供の過去の写真を見ていると、一年が本当にすぐに過ぎていったように感じてしまいます。毎日忙しく生活をしているのは、子供の頃も今も同じなのですが、1日の長さの感じ方が違ってきているような気がします。

この年齢による時間感覚の変化は様々な分析が行われていますが、ここでは心理学でいう「時間評価」の問題を利用して考えてみたいと思います。人には心の中に時計が存在し、これが実際の時計よりも速く進めば時間が速く感じ、心の時計が遅く進めば時間が遅く感じます。心の時計は健康状態にも大きく影響を受けるのですが、千葉大学の一川誠准教授によると、一般に高齢になると代謝が低下することから、心の時計の進み方も遅くなるといいます。

もう一つの時間感覚の要因として、時間の意識の仕方にあります。短い時間で何度も時計を気にすることによって、時間が長く感じることになります。子供の頃は短い期間の中で大きなイベントがいくつもやってくるので、時間を短い間隔で意識しやすいのに対して大人になると大きなイベントや刺激が少なくなりやすいものです。それによって、時間経過を意識することないので、時間は短く感じていくことになるのです。

こうして、いくつもの要因によって子供の方が時間を速く感じる要素があるのではないかといわれていますが、今のところ詳しい要因はわかっていません。休日などゆっくりとした時間を過ごしているとあっという間に時間は過ぎていってしまい、1日の終わりが何となく寂しい感じがします。何も考えずに心をリラックスする時間も必要ですが、満足感や充実感を得るためには、予定を組み自分が1日にすることを考え、そして一日の終わりに何をしたかを振り返ることによって、いくつになっても心の時間の進み方を遅くせずに、いろんなことができるのではないでしょうか。

【参考】日本経済新聞 2009/10/18

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