あしたまにあーな

毎日の生活に ほんのちょっとのうるおいが 届きますように



お決まりの挨拶の中に心をこめて

2009年9月 11日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

職場で交わされる挨拶のほとんどは決まり切った定型の言葉になっています。例えば、「おはようございます」から始まり、「お疲れさまです」「行ってきます」「いってらっしゃい」「お疲れさまでした」などが挙げられるでしょう。

自分が学生の頃に働いていたアルバイト先では、シフト交代制になっていることから、その日始めてあった人に対する挨拶は、例え夜でも一律「おはようございます」で統一されていました。このように業種や会社によって様々な定型句があることと思います。

いつものことになると自然にその挨拶もおざなりになりがちになってしまい、結果として相手に心が届かない言葉になってしまいます。それではなんのための挨拶なのかわからなくなってしまいます。

そのようにならないために一番効果的なのは、相手の目を見てあいさつをすることなのです。忙しいときには、とかく相手の顔すら見ずに話をすることがあります。自分もついつい仕事で忙しくなると相手の顔を見ずに挨拶や話をしてしまうことがあるのですが、相手に同じことをされると、どうしても違和感を感じてしまうことがあり、そのときに自分のしていることは、相手に自分の思いが伝わらないだけでなく、失礼な行為なのだと改めて感じました。

相手との人間関係をより京子にするためには、相手の目を見て話をすることが大切で、さらに軽い笑顔もあるといいのではないでしょうか。自分の忙しさを言い訳にするのではなく、そういった基本的なコミュニケーション能力の向上が、人間性を高める最短距離なのだと思います。今一度普段の態度を見直してみるいい機会なのかもしれません。

【参考】日経Plus1 2009年9月5日

コミュニケーションの教科書 人生は「挨拶の3秒」で変わる コミュニケーションの教科書 人生は「挨拶の3秒」で変わる
(2008/08)
林田 正光

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さわやかな自己紹介がカギ

2009年2月 25日 By: rainbow Category: ビジネス No Comments →

人との関わり合いの中で、やはり第一印象は非常に大切だと思います。大切なのは中身だと言われていますが、それはその人のことをよく知ってからのこと。多くの場合、関係はそこまで深く知り合うことなく表面的なものになります。その場合、相手のことを判断するのは第一印象なんですよね。

人間の心理にはハロー(後光)効果といって、最初に受けた印象を強めていく傾向があるといいます。例えば、初めて会った人に対して清潔な印象を持った場合、その人の部屋が本当は汚ないとしても「部屋はいつもきれいに片付いているに違いない。人間関係もきっとさわやかなんだろう」と勝手にその人のよいイメージを重ねていくのです。

スムーズな人間関係を構築する上でも、会ったときの第一印象と自己紹介をよりよくすることが大切だとマナーデザイナーの岩下宣子さんはいいます。自分のよいところを客観的に見つめ、意図的に相手に与える印象を作りだしていくことができるといいと思います。明るい自分を演出したいのであれば、笑顔を時折織り込んで、時には元気にあいさつをすると効果的です。

ハロー効果は恋愛にも影響を及ぼすそうです。恋愛は美しき誤解ともいわれていて結婚した途端に「こんなはずではなかった」となる人もいます。始めに受けた印象が持続し強められていくのですが、始めにいい方向だとそれが持続し、悪い方向もそのまま持続してしまいがちです。

大切なのは、やはり始めが肝心ということなのです。

【参考】日経Plus1 4月18日

人脈のバイブル―第一印象を高め顔を広めるための法則 (達人ブックス) 人脈のバイブル―第一印象を高め顔を広めるための法則 (達人ブックス)
(1998/11)
中島 孝志

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