あしたまにあーな

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あしたまにあーな > 小澤征悦


篤姫 第25回「母の愛憎」

2008年6月 22日 By: rainbow Category: 2008年_篤姫, ドラマ No Comments →

今回も、またすごいタイトルを付けてきましたね。まるで、昼ドラマのようですが、タイトルだけでなく内容もまた、そんな感じのまさに嫁姑の戦いが繰り広げられました。

でも、昼ドラマよりも思いの外あっさりと本寿院は、篤姫に屈してしまったような気がします。もっとドロドロの戦いになるかと思っていたのですが。

事の発端は、篤姫が慶喜を推していることに激怒した本寿院派は、篤姫と家定を会わせないように様々な画策を施します。本寿院の手下として滝山などが動きますが、完全に本寿院の言いなりっていう感じでした。

仮病を使って、篤姫が病に伏しているということにして、家定に会わせないようにしていたのですが、とうとう家定は我慢の限界を迎え、直接篤姫のもとへと向かうのでした。

はじめは、家定と篤姫の関係もぎすぎすしていたのですが、ここに来てとうとう家定から、「御台所がいないと世界の色が消えてしまったようだ。」とまで言わせ、さらに手と手を取り合って眠る姿は、本当の夫婦になったんだなぁとしみじみ感じてしまいますね。

この二人は次回、色々ごたごたがありそうですが、それよりも今回衝撃的だったのは、その裏で必死で頑張る西郷さんと大久保さん。

西郷さんと共に、熊本まで一緒に向かうことになった大久保さんですが、熊本藩家老との話し合いの中で、西郷はつらそうに大久保に席を外すように言われます。

その場でのやり場のない怒りがこっちまで伝わってきました。原田泰造うまいですね。こっちまで無念な気持ちがこみ上げてきました。

笑顔でお互いを激励し合う西郷と大久保ですが、薩摩に戻ってきた大久保は、「これから鬼になる」発言をします。どのように鬼になっていくのか、すごく楽しみです。本流よりも、ちょっとこっちの方が気になっていたりして ^^;


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篤姫 第23回「器くらべ」

2008年6月 08日 By: rainbow Category: 2008年_篤姫, ドラマ 2 Comments →

今回は、大きな2つの脇の流れと共に、メインルートである家定の跡継ぎ問題が熱くなり始めましたね。

まず脇の流れからですが、一つは小松尚五郎さんの生き方について。自分はいつまでも薩摩に残って日本の動乱に力を注げないものかどうかと悩みまくります。

薩摩という小さい場所に留まっていていいのかずっと前から悩んでいて、その怒りの矛先を西郷さんや大久保さんに向けたりしていましたが、今回お近に諭されてから、自分の生きる道は薩摩なんだと決心することになります。そのうち、中央に出て行くことになるのですが、近くにいた大久保も自分がここにいていいのかと悩む一人だったりします。先を知っていると、こんな悩みを持っていたんだなぁと改めて発見があります。

もう一つの流れが、ハリスが将軍に会わせるよう強く求めてきたことです。家定は自分の中で絶対に会わないと決めていたようですが、篤姫と共に過ごすことによって次第に考えか変わっていきいます。

その要因となったのは、慶喜と慶福のどちらを世継ぎにするかという問題のなかで、篤姫が実践した、「片方だけの意見を聞いて沙汰をするな」という格言。これに従って、両方に篤姫が会ったところ、慶福の方がふさわしいと感じ、その思いをそのまま家定に伝えたところ、裏表がないいつでも本心な篤姫に、ようやく家定の信頼を勝ち得たようです。

この篤姫の気持ちに動かされたか、始めは会うつもりのなかったハリスにも会ってみようかという話になりましたね。

この篤姫の考えは、現代に生きる自分たちの考え方として習うべきことですよね。自分が勝てばいいと言うのではなく、本心でないと人に伝わらない、そして本心を相手に分かってもらうことが重要なのかもしれません。

次回は、幾島を筆頭に篤姫たちが慶喜を推す人たちとして本寿院たちに厳しく責められることになりそうです。こわいこわい・・・・


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篤姫 第16回「波乱の花見」

2008年4月 20日 By: rainbow Category: 2008年_篤姫, ドラマ 1 Comment →

家定を演じる堺雅人さん、すごい演技力ですね。ここまで見る方を魅了する演技が多い大河ドラマにあって、堺さんが演じるような徳川家定は本当に難しいと思います。にもかかわらず、能なしっぷりをうまく表現できていますね。今日は特にせんべいがうまく焼けないというところでの視線の使い方が頭の良さを感じました。

篤姫の御台所への登用に思いっきり反対している斉昭に対して、篤姫は徹底的に斉昭が編纂している大日本史を勉強することによって相手を知ろうとする辺り、さすがですね。目標がしっかりとある人はその途中の苦労もいとわず、がんばれるんですよね。

島津斉彬の次の言葉に重みを感じます。

”明日がくるものとは思わず、今日という日を全うしないといけない”

一日一日できることを一生懸命がんばることが大切だと、現代にも通じるような言葉をサラリと言う辺り、斉彬の器の大きさを感じます。

そして、篤姫が徹底的に準備した斉昭対策の集大成として一番の「戦」である花見がやってきます。その場であいさつをした篤姫は、斉昭に面と向かってなぜ攘夷をするのか、という誰も聞くことができないことを聞くのでした。大日本史は、唐や天竺などから多くを学んだかを記しているのに、なぜ斉昭は攘夷を主張するのか?西洋からも学ぶべきものがあるのではないのか? 篤姫の抗議に、斉昭は激怒するんですが、最後には愉快だと仰り、篤姫に感服するのでした。これでほぼ篤姫の御台所は決定的となった瞬間だったのかもしれません。

次回は、尚五郎が江戸にやってきて、また淡い恋模様が繰り広げられそうです。

ところで篤姫に出てくる音楽はどれも本当に大河ドラマっていう感じがしないものばっかりなんですよね。それが今までの大河ドラマという枠に捕らわれない、好印象なドラマを作っているんでしょうね。次回も楽しみです。

NHK大河ドラマ・ストーリー 篤姫 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー) NHK大河ドラマ・ストーリー 篤姫 前編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)
(2007/12/20)
宮尾 登美子、田渕 久美子 他

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