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多摩川吹奏楽団 ファミリーコンサート2010

2010年12月 05日 By: rainbow Category: 地域イベント No Comments →

今年で3回目の鑑賞となった多摩川吹奏楽団のファミリーコンサートが今年も川崎市・多摩市民館で行なわれました。この楽団の見どころはなんと言っても選曲とパフォーマンスでしょう。ファミリーコンサートというだけあって、大人だけでなく子供も楽しめる選曲をしてくれることと、手拍子などを交えかぶり物までしてしまうパフォーマンスが観客を楽しませてくれます。

子供が「ドレミ聞きたい!」と吹奏楽が好きになったのも、こういった演奏を聞いたことも1つの要因だと思います。今回も朝から演奏会に行きたいと言い続け、開演前の列に並んでいるときも、列は並んでいてあげるから手芸展見ておいでという自分たちの提案を振り切り、列に並び続けはやく聞きたいと固持します。

そして、静かに公演は始まりました。以下に今回のプログラムを示します。

◆1st Stage
・アルヴァーマ序曲(James Barnes)
・エアーズ(田嶋勉)
・センチュリア(James Swearingen)
・フィンランディア(Jean Sibelius)

◆2nd Stage
・ジャパニーズ・グラフィティ??
  A・RA・SHI - Beautiful days
・サウンド オブ ミュージック メドレー
・踊る大捜査線より Rhythm And Police 危機一髪 March of C.X.
・スタンド アローン
・スーパーマリオブラザーズ
・Xmas Swingin’ コレクション

他アンコール2曲

始めは、これぞ吹奏楽団と言わんばかりの実力の演奏です。始まりのアルヴァーマ序曲では、これから始まる演奏会の壮大さを感じさせてくれます。子供もかなり圧倒されている様子。

そして第2部はほとんどすべてが知っている曲ばかりで、観客もかなり和んでいるようです。吹奏楽で嵐をやるとここまで楽しい音になるんだと改めて感じます。サウンドオブミュージックでは、子供もドレミの歌を一生懸命歌っていました。なんか成長を感じる一瞬でした。

踊る大捜査線では、始めにサイレンがけたたましく流れ、指揮者が青島刑事のようなコート姿で登場し観客の度肝を抜きます。多摩川吹奏楽団、ここにありといった感じです。毎年このあたりの演出は誰が考えるのか本当に気になるところです。

スタンド アローンは今NHKでやっている坂の上の雲のエンディングテーマです。始めのソロの方の演奏が素晴らしく、それだけで涙ぐんでしまいました。

今年は3人の指揮者の方がいて、それぞれ違った指揮を魅せてくれます。楽曲も1つのジャンルにこだわることなく、様々な音楽を観客に聴かせようとしてくれている心意気が本当に嬉しいです。途中少し暴れていた子供も最後は本当に微動だにせずじっと音楽を聴いていました。

子供も3回目で慣れてきたのか、段々音楽を一生懸命集中して聴けるようになってきたという成長をこの演奏会を通じて感じることができます。来年もまた是非鑑賞させていただきたいと思います。楽団のみなさま、お疲れ様でした。そして素敵な音楽をありがとうございました。来年もよろしくお願い致します。

観客を魅了する多摩川吹奏楽団 第25回定期演奏会

2010年5月 23日 By: rainbow Category: 地域イベント No Comments →

雨が降りしきる中、川崎・多摩市民館大ホールには会場を埋める程の人が今か今かと始まりを待っていました。待っていたものとは、多摩川吹奏楽団による第25回定期演奏家です。この多摩川吹奏楽団は川崎市内の方が中心に設立されたものらしく、なかには見たことがある方もいらっしゃって、親近感を感じます。

子供と3人で出かけたのですが、午前中に遊びすぎたのか子供は多摩市民館に行く途中のベビーカーの中で熟睡。静かに聞くことができる反面、子供にも聞かせてあげたいというのもあって複雑な気持ちのまま第1部が始まります。第1部は以下の4曲。
・セレモニアル・マーチ
・詩的間奏曲
・吹奏楽のための「風之舞」
・イーストコースとの風景
 - シェルター・アイランド
 - キャッツキルズ
 - ニューヨーク

始めのセレモニアル・マーチは、「これぞ、吹奏楽」と言えるくらい華やかでお祭りムードを盛り上げてくれるような曲です。指揮者の方の振りに気合いを感じたり、顔を赤くしながら必死に演奏している方もいらっしゃって、見ているこちらものめり込んでいきます。特に第1部最後のイースト・コースとの風景は3楽章から成り立っていて、どんどん目の前の風景が変わって行くのを感じることができます。最後のニューヨークでは賑やかなムードを多彩な楽器を利用して表現していてそのパワーにただただ圧倒されてしまいました。

第1部が終わり休憩時間になると、子供が丁度良く起きてきて第2部が始まります。第2部はJ-POPや宮崎アニメなどが登場するので、子供にも取っつきやすかったようです。第2部は以下の4曲。多摩川吹奏楽団が25回目という記念すべき定期演奏家で、感謝の気持ちをTHANKSという6つの文字を頭文字とした5曲で表現しています。

・(T) となりのトトロ コンサート・バンドのためのセレクション
・(H) ハリウッド万歳
・(A) アルフィー
・(N) のだめカンタービレより「ラプソディ・イン・ブルー」
・(K) 枯葉
・(S) サザンオールスターズ・メドレー

となりのトトロも、このように吹奏楽で聞くとすごく荘厳な感じがします。いつもの散歩道が全く違って見えてくるような気分です。子供もいつも聞いている曲が大きなスケールで登場したので、聞き入っていました。これに慣れてしまうと日常でとなりのトトロの曲が物足りなくなってしまうと感じてしまうのではないかと密かに恐れています。

のだめカンタービレの時には、アニメの時のようにマングースと野田恵、フランツ・フォン・シュトレーゼマンが登場し、「ここまでするか、多摩川吹奏楽団」と観客もみんな大盛り上がり。これに限らず、後ろの打楽器5人の観客を楽しませる様々な楽器や盛り上げは、この吹奏楽団ならではといえると思います。自分たちも楽しみつつ、観客にその楽しさを様々なレベルで伝えてくれるので、ファンはどんどん付いていくんだろうなと感じさせる一幕でした。第2部最後のサザンオールスターズ・メドレーは、TSUNAMIから始まり勝手にシンドバッド、いとしのエリー等誰もが知っているサザン魂を見事に表現していました。

アンコールも続けて2曲。

・威風堂々第一番より
・感謝カンゲキ雨嵐

最後は嵐の曲ですが、吹奏楽だとまた違ったスケールを感じることができます。このように多摩川吹奏楽団の良さは、吹奏楽らしい曲とともにポップスも見事にアレンジしてしまうところ、さらにそれを観客に楽しませる工夫を散りばめているところではないでしょうか。

みなさん、メインの仕事は別に持っていてもここまで、すばらしい演奏をするには相当の練習があったことと思います。本当にお疲れ様でした。また次回ファミリーコンサートがあるようなので、家族で足を運びたいと思います。

星に願いを 星に願いを
(2008/09/16)
MTG + Ray三浦俊司トロンボーングループ

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ファミリーコンサートin多摩市民館

2009年11月 22日 By: rainbow Category: 地域イベント No Comments →

ファミリーコンサート2009

秋の3連休中日となった11月22日に、川崎・多摩市民館で「ファミリーコンサート2009」が行われました。ものすごい寒い1日で、日中でもコートが欠かせない程の寒空にも関わらず多くの人が来場していて、多摩市民館に到着するとロビーではすでにクラリネットなどを使ったアンサンブルが行われていて、たくさんの人が耳を傾けています。子供も生演奏をあまり聴く機会がないので真剣に聞き入っていて、恐れていたチョロチョロと動き回る仕草もなくほっと一安心です。

アンサンブルも終了し早速本編。せっかくなので前の方に陣取ることにします。コンサートは多摩川吹奏楽団の皆様によるもので、実に5年ぶりのファミリーコンサートだそうです。小さい子供でも気兼ねなく参加することができ、しかも無料のこのようなコンサートは非常にありがたい存在です。今回のプログラムは以下の通り二部構成になっていいます。吹奏楽に関しては詳しくはないので直感的に感じたことをそれぞれ書いてみたいと思います。

◆第一部
1.セレブレイト
 意味は「祝典」という意味だそうです。はじめからこれぞ吹奏楽という迫力でした。子供もこの迫力に圧倒されじっと見つめていました。

2.ヨークシャーバラード
 軽やかな旋律に牧場にいるかのような広々としたすがすがしさを感じます。しかし子供には難しかったらしく手足がバタバタと動き始めま。

3.スター・パズル・マーチ
 キラキラ星が綺麗にアレンジされていました。星に関するメロディが隠されていたようですが分かりませんでした。

4.バレエ組曲「くるみ割り人形」より
8曲ある中から6曲を演奏してくれました。ロシアの踊りや花のワルツなど聞いたことがあるような音楽が全体に華やかさを演出しています。この頃になると子供が席にいなくなります。

◆第二部
1.ディズニー・メドレー?
おなじみのディズニー音楽が次々と流れ、豪華なメドレーとなりました。

2.サザエさん ア・ラ・カルト
それぞれの楽器を紹介しながら、最後は全体でサザエさんに出てくる様々な曲を演奏してくれました。

3.NHK 大河ドラマ「天地人」オープニングテーマ
ご存じ天地人のオープニングです。子供は始まりに飛び跳ね、最後の山の場面で「高い」といつもさけぶのですが、今回はただじっと静かに見つめていました。

4.ヤッターマンBrass Rock
最近リメークされているヤッターマンの有名な音楽です。この選曲の理由を聞いてみたいですね。

5.パイレーツ オブ カリビアン
よく見ていた映画のサウンドトラックがリアルな世界に飛び出してきました。凄い迫力でした。

6.「魔女の宅急便」セレクション
最後は、魔女の宅急便の中から数曲を演奏してくれました。やはりジブリ作品は吹奏楽に似合いますね。感動的でした。

この後のアンコールでアンパンパンの歌を始め2曲を演奏して終了です。全体的にこの日のために一生懸命練習したんだろうと思えるほど完成度も高く、様々な場面でのソロ演奏も見事こなしていました。おそらく皆さんは普段は会社や家事などで忙しい日々を送りその合間に練習をこなしているのだと思いますが、その完成度は非常に高くすばらしいひとときを過ごすことができました。子供は数曲しか集中力が持たなかったのですが、少しずつじっと聞くことができるようになると思います。昨年に違うファミリーコンサートではほとんど聞くことができずに泣いたり走り回ったりばかりしていたのに比べても大きな進歩を感じます。この多摩川吹奏楽団は次回2010年5月23日に定期演奏会を行うそうなので、是非また聴きに行きたいと思います。


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