あしたまにあーな

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エコアイデアで会社を救え

2008年4月 20日 By: rainbow Category: 環境問題 No Comments →



エコブームに拍車をかけたのは北海道洞爺湖サミット。決してブームという言葉を使ってはいけないのですが、エコにビジネスチャンスありとばかりに、各企業とも環境問題対策をエコという名前を使って様々な戦略を採り始めています。今日は、そんな取り組みを紹介したいと思います。

■松下電工
屋上の太陽光発電、窓の自動開閉などで35%の省エネを達成しました。

■コネクトリプロ
廃棄された携帯電話のなかから液晶を回収し、小型ワンセグテレビを作って大ブームになっています。

■エディオンで
名刺サイズを半分にすることで、紙の削減を達成すると共に話題作りに寄与しています。

■ハリオグラス
イースタイルという環境を意識した耐熱ガラスを使った食器を発売しました。耐熱ガラスで電子レンジを使うことで、電気代を削減し調理することができます。

■慶應大発のベンチャー
足の振動によって発電する仕組みを開発しました。一分の駅ではすでに発電実験が行われています。さらに、首都高の橋の裏側にも取り付けられていて、橋のライトアップのためにその電気が使われています。仮に全ての首都高の橋に振動発電を取り付けたとすると、火力発電所1機分の電力作り出すことができるというのですから驚きですね。

■PHG
京都の企業で、植物由来のコラーゲン入り化粧品を作っています。入れ物や梱包材も再利用していて、運ぶのはすべて自転車にて運んでいます。まさに地元に根ざした姿と言えると思います。

今は、環境問題がエコブームという姿で、今後どのような形になっていくのか見えませんが、進むべき道が見つかったとき、地球も自分たちも企業もみんなが幸せになれるのかもしれません。

白熱灯全廃?

2008年4月 06日 By: rainbow Category: 環境問題 No Comments →

スーパーや電気屋で売っている白熱灯の電球。

すごく安くて、1個100円位で購入することができます。結構長持ちして、1年くらい使うと突然ぱちんという音がして振ってみるとシャラシャラ音がします。

でも、この白熱灯が廃止になるかもしれません。

甘利明経済産業相は北海道洞爺湖町で開かれた「地球温暖化問題に関する懇談会」で、「平成24年までに家庭用照明の白熱灯を省エネタイプの電球型蛍光灯に総入れ替えしたい」とし、白熱灯を全廃する意向を表明したのです。

では、この入れ替えを検討している電球型蛍光灯とはどういうものでしょうか。白熱電球のソケットにそのまま取り付けることができ、寿命が長いうえに消費電力は約1/4で、電気代も約 1/3 と省エネな電球のことです。ランプ一個の価格は白熱電球に比べると高いのですが、長い目でみるとお得です。白熱電球が平均的に1200時間程度の寿命なのに対して、電球型蛍光灯は10000時間とも言われています。

スーパーなどでは、800円位で売っています。実に8倍くらいなんですが、寿命は8倍以上と長く使うと確かにお得なんですよね。しかもその間の電気代を考えるともっとお得です。

じゃあ、すぐにそっちに変えようという考え方なんだと思いますが、少し横暴な様な気がします。確かにお得なんですが、イニシャルコストが高いというのはその後のランニングコストよりも気になったりしますよね。後でお得だからという理由で、今8倍も高いものを買うことができる人はなかなかいないんじゃないでしょうか。

政府も、エコを推し進めるのは大賛成ですが、消費者が気持ちよく安く買えるような仕組みやコスト削減助成を行った上で、こういった施策を進めて欲しいと思います。

東芝 ネオボールZリアル 電球形蛍光ランプ ボール電球60ワットタイプ 電球色 2個パック EFA15EL12-R-2P
(2005/10/01)
不明

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食料と競合しない「日本型」バイオ燃料に向けて

2008年3月 21日 By: rainbow Category: 環境問題 No Comments →



前からすごく思っていたことで、ブログにも度々紹介していましたが、バイオ燃料に食料を使うことは価格の高騰を招くにも関わらず、相変わらず各地で食料を原料としたバイオ燃料の開発が進められていて税金が使われている例もあったりします。

そのことにようやく気がついたのか、若林正俊農相は以下のように発言しました。

「食料供給と競合しないバイオ燃料の生産拡大が大事という視点を、北海道洞爺湖サミットの中で議論してもらいたい」

素晴らしい考え方だと思います。トウモロコシなどを原料とする米国などのバイオ燃料増産で穀物価格が高騰し、食料供給にも影響が出ているため、稲わらや木材などセルロース(繊維質)系の原料を使う方式を「日本型」として発信する狙いだと考えられます。

日本はバイオ燃料の生産実績が極めて少なく、セルロース系原料の研究も進め、長期的にはそちらを主力にする方針を今後も推し進めていってもらい、行く行くは原材料が無限にあるような海水などを利用したバイオ燃料を開発して欲しいと思います。

【参考】毎日.jp
http://www.mainichi.jp/select/science/news/20080322k0000m010060000c.html